2017年2月17日金曜日

印旛を歩く(33) 不動堂集会所 (印西市・平賀)

不動堂集会所の所在地は、印西市平賀51-1です。
平賀宗像神社の入口から北へ200mほど行くとあります。

大正2年(1913)発行の『千葉県印旛郡誌』には、「六合村誌」のうちの「寺院仏堂誌」に以下のとおり書かれています(後編 P.396)。

(12) 不動堂

平賀村 字花島にあり、来福寺末にして 真言宗たり。
不動尊を本尊とす。
安政5年(1858)7月9日、来福寺焼失につき、由緒不詳。
 
堂宇 間口 2間、奥行き 2間
境内 225坪
住職 中台宥清
檀徒 300人
(『仏堂明細帳』より)

不動堂集会所 遠景


左手には小堂が三つ建っています
左から、大師堂、阿弥陀堂、子安観音堂


これが不動堂集会所でしょうか


右手には トイレと小屋がありました


大師堂 印西大師 番外の札所


弘法大師像


子安観音堂


子安観音像


阿弥陀堂


小さな阿弥陀如来坐像


(種字)サク〔観世音菩薩〕 七〃夜観音塔


左手奥に仏像が並んでいました


一番奥に建っていた菩薩像 延宝2年(1674)造立

右には、「奉造立廿三夜待供養」とあります。


苔むした 如意輪観音像 延宝3年(1675)造立


➜  印旛を歩く(32) 仁王堂・大日如来堂 (印西市・平賀)

➜  印旛を歩く(34) 寛文12年の十九夜塔 (印西市・平賀)


2017年2月13日月曜日

2017.02.13 身近な植物 (2月中旬)

近所で見た植物です。

ウメ(梅) バラ科 サクラ属 萼がピンク色に透けています


フクジュソウ(福寿草) キンポウゲ科 フクジュソウ属


オオイヌノフグリ(大 犬のふぐり) オオバコ科 クワガタソウ属


ローズマリー(英 rosemary) シソ科 マンネンロウ属


ジンチョウゲ(沈丁花)  ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属


(2)


散策会の下見で鎌ケ谷大仏周辺を歩いたときに見た植物です。

ウメ(梅) 1 バラ科 サクラ属 満開です


ウメ 2 梅の花が 真っ盛りです


ガザニア(Gazania) キク科 ガザニア属


キンカン(金柑) ミカン科 キンカン属


ユリノキ(百合の木) モクレン科 ユリノキ属
ユリノキは モクレンの仲間なんですね


コブシ(辛夷) 1 モクレン科 モクレン属


コブシ 2 花芽


クスノキ(樟、楠) クスノキ科 ニッケイ属
鎌ケ谷の延命寺境内にある 直径1.1mを超える巨木 (鎌ケ谷市保存樹木)

(追 記 2017.02.14)


(3)


よく立ち寄る場所で見た花です。

 アネモネ・ポルト(学 Anemone coronaria ‘Porto’)
 

プリムラ・アクエリアス(Primura 'Aquarius')
サクラソウ(プリムラ)科 サクラソウ(プリムラ)属

プリムラ・アクエリアスは、ロセア種(Primura rosea)とクラーケイ種(Primura clarkei)の交配種だそうです。
みずがめ座にちなんで名前がつけられたとのこと。

(追 記 2017.02.16)


2017年2月8日水曜日

2017.02.08 身近な植物 (2月上旬)

(1)


街路樹の中に顔を出しているニワウルシ。

ニワウルシ(庭漆) 1 ニガキ科 ニワウルシ属


ニワウルシ 2  葉痕上部の冬芽に まだ変化がありません


百科事典や図鑑で ニワウルシについて調べてみました。



ニワウルシ (庭漆)


二ガキ科 ニワウルシ属

別名  シンジュ (神樹)


名前の由来


・ 和名は、紅葉がウルシのように美しく、庭植えが可能であることから名付けられた。 しかし、ウルシとは全く違う別種。

・ 別名の「シンジュ」(神樹)は、ドイツ語の Götterbaum(「神の樹」という意味)から命名。  英名は tree of heaven(「天の木」の意味)。


特 徴


・ 中国北部原産。
・ 1877年ごろ わが国に渡来。
・ 落葉高木。
・ 雌雄異株。
・ 高さ10~20mになる。
・ 生長が早く、庭木、街路樹、器具材などに用いられる。
・ 近年では道端などに広く野生化している。

ニワウルシ 3 これらも 植えたものではないのでしょう

・ 根を傷つけると ひこばえを出す性質がある。

ニワウルシ 4 ひこばえが出ています

・ 若枝は赤褐色。

ニワウルシ 5 鮮やかな色の若枝 (2017.01.11 撮影)



・葉は互生で奇数羽状複葉。長さは40~70cm。

ニワウルシ 6 葉は複葉です (2016.12.22 撮影)

・ 小葉は7~12対。長さは5~12cm。
・ 小葉は先端が尖った長卵形。
・ 基部近くの小葉は左右の部分が不同で、2対の鋸歯がある。
・ その鋸歯の先に大きな腺体があり、揉むとにおいを発する。
・ 葉が落ちたあと(葉痕)はハート型をしていて特徴的。
 (1枚目と2枚目の写真を参照)

ニワウルシ 7 枯れかけている葉 (2017.01.11 撮影)



・ 6月頃、枝先に20~30cmの円錐花序を頂生する。
・ 径8mmの緑白色の花を多数つける。
・ 花弁は5枚。
・ 雄花の雄しべは10本。
・ 雌花の雌しべを構成する心皮は5つから成り、花柱は5裂する。



・ 果実は翼果。
・ 披針形で長さ4~5cm。
・ 薄い羽根の中央に種子がある。


(2)


中沢の谷津を歩きました。

枯れ草が、市により きれいに刈り取られていました


ホトケノザ(仏の座) シソ科 オドリコソウ属

(追 記 2017.02.08)


2017年2月5日日曜日

鎌吹 定期演奏会 2017

鎌ケ谷吹奏楽団の第35回 定期演奏会が下記のとおり開かれます。

日 時  2017年4月16日(日) 開場 13:00 開演 13:30 

会 場  きらり鎌ケ谷市民会館 きらりホール

指 揮  佐藤 すすむ

演 奏  鎌ケ谷吹奏楽団

曲 目  キャンディード序曲   (L. バーンスタイン)
     交響曲第1番      (R. ジェイガー)
     ダッチ・マスターズ組曲  (ヨハン・デ・メイ)
     鉄腕アトム 他

入場無料 ・ 定員500名

鎌吹 定期演奏会 チラシ
鎌フィルのファミリーコンサート をききにいったときに もらいました


追 記 2017.04.16

定期演奏会を聞きにいってきました。

会場は、演奏を聞きにみえた方で ほぼ満席でした。

演奏が終わった直後に撮らせていただきました 客席は満員です


プログラムの表紙 絵は、組曲「オランダの巨匠たち」に ちなんだもの


プログラムの演奏曲目 一覧

アンコール曲は、以下の2曲でした。

・ フランク 「天使の糧」
・ 南 俊明 マーチ「春風」 (2005年度 全日本吹奏楽コンクール課題曲)


聞いていて楽しかった曲を以下に記します。

・ L.バーンスタイン 「キャンディード」序曲 (Candide Overture)
 聞きなじんでいる曲ということもあり、楽しく聞けました。

高井達雄 「鉄腕アトム」 (編曲 星出尚志)
 編曲がすてきでした。
 演奏側も 聞く側も、深い思い入れがありそうでした。

・ A.マクブルーム 「ローズ」(The Rose)
 演奏を聞いたら、よく知っている曲でした。
 アンサンブルがとてもきれいでした。

・ ヨハン・デ・メイ 組曲「オランダの巨匠たち」(Dutch Masters Suite)
 第3楽章「王子の日」の2分過ぎた辺りから 二組の音楽が同時に鳴っている箇所があり、アイヴズの作品(交響曲第4番 第2楽章が典型)を聞くようで面白かったです。


2017年2月3日金曜日

印旛を歩く(32) 仁王堂・大日如来堂 (印西市・平賀)

印西市平賀ひらか(字神津かみつ)2475番地には、仁王堂や大日如来堂があります。
これらの別当寺は、同じ平賀にある来福寺でした。
いまも仁王堂は来福寺の管理下にあるそうです。

これらのお堂の隣には、だい集会所が建っています。

正面は仁王堂 その左は大師堂、右は手水舎

大正2年(1913)発行の『千葉県印旛郡誌』には、「六合村誌」のうちの「寺院仏堂誌」に以下のとおり書かれています(後編 P.396)。

(13) 仁王堂

平賀村 字神津にあり、来福寺末にして 大日如来を本尊とし 真言宗なり。
安政5年(1858)7月9日、来福寺焼失につき、由緒不詳。

堂宇 間口 5間、奥行き 3間
境内 363坪
住職 中台宥清
檀徒 300人
(『仏堂明細帳』より)

仁王堂と それに向かう参道


仁王堂 仁王門の両翼が広げられ、お堂になっています


仁王堂の右翼 覗き穴の蓋は 上に回して開けられます


右翼のお堂内部 中には石仏がまつられています


左翼のお堂内部 こちらにも石仏がまつられています

これらの石仏が置かれているのは「仁王堂」ですが、暗いうえに覗き穴から離れた場所に置かれているので よく見えず、石仏が実際に どういうものなのか分かりませんでした。
最近、大学の先生が調査にみえて、仁王像ではないとおっしゃっていたとも聞きます。


手水舎 左手に見えるのは 台集会所


印西大師には、89カ所の札所に加えて、58カ所にのぼる番外の札所があります。
ここにも大師堂がありますが、そうした番外の札所のひとつです。

印西大師 番外の大師堂


弘法大師像


では、仁王門(仁王堂)をくぐって奥へと進んでみましょう。

仁王門の右手には木槌等が掛けられています


奥に石塔や石段が見えてきました


小高くなったところに小堂が建っています


石段の左手前には 石塔が並んでいます


小堂は 近辺の人から「奥の院」とよばれているそうです


「大日如来」と書かれた額が懸かっています


大日如来(金剛界)坐像 智拳印の印相を結んでいます 


小堂の近くには、石仏があります。

不動明王像


六臂の形状や頭の動物からすると、愛染明王でしょうか

愛染明王は、左手第一手に 五鈷鈴ごこれい、右手第一手に 五鈷杵ごこしょを持っています。

左右の第二手には、弓と矢(箭)を持っています。
左手第三手の拳を握った掌中には 摩尼宝珠 ま に ほうしゅ(別名 如意宝珠にょい ほうしゅ(チンター マニ)、「意のままに様々な願いをかなえる宝」)を隠し持っています。
また、右手第三手は 未敷蓮華みふれんげ(いまだ開いていない蓮の花)を掲げています。

額をよく見ると、三つめの目が縦に付いています。

頭には 獅子の首である獅子冠を被っています。


石段の下には、石塔が建っています、

石燈籠奉納時の石塔か 明和4年(1767)1月15日


「別当 印光山来福寺」という文字が見えます


石段の左には みごとな巨木がありました


大日如来堂を右側から見たところ

この小堂が建っている小高い場所は、かつての古墳だそうです。
神津かみつ3号墳」と名づけられています。
以下をご参照ください。

➜  埼群古墳館 印西市平賀神津3号墳

➜  古墳探訪 神津3号墳
 

大日如来堂のそばに 祠が祀られていました


仁王堂を後ろから見たところ


「二十三夜塔」と「奉読誦光明真言百万遍供養塔」


台集会所


集会所の裏には 広いスペースがありました


台集会所の前にあった トイレ


絵画ギャラリーの案内が近くにありました


「岡田徹絵画館」の入口付近


付 記

本記事作成に当たっては、来福寺や印西市平賀出張所の皆様にいろいろとお尋ねし、教えていただきました。
また、貴重な情報も提供していただきました。
ここに深く感謝申し上げます。



➜  印旛を歩く(31) 来福寺 (印西市・平賀)

➜  印旛を歩く(33) 不動堂集会所 (印西市・平賀)