2013年11月27日水曜日

鎌ケ谷の野馬土手(19) 鎌ケ谷みどり幼稚園の南に残る野馬除土手跡

粟野の入道溜(にゅうどうだめ)三差路から八坂神社にかけての区域は、調べながら歩いていくと、昔を偲ばせるものが いろいろと目に入ってきます。

入道溜三差路近くの豊作稲荷神社そして水神宮の祠、鎌ケ谷三中近くの弁財天、由緒ある八坂神社・・・
以下の記事で、粟野地区の一端についてふれていますので、ご参照ください。
 ➜  鎌ケ谷の古い地図(3) 粟野村地引絵図〈1877ごろ〉

八坂神社の裏手には、野馬土手が二重土手の形がわかる状態で残存しています。

残存する野馬除土手周辺の航空写真
 国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものを利用しました
 
 
その野馬土手は、鎌ケ谷みどり幼稚園の園庭の南に残っています。
行き方は少々わかりづらいので、以下の写真を参考にしてください。

鎌ケ谷三中近くの五差路 幸豊苑の右隣に見える細い道に入ります


特別養護老人ホーム幸豊苑の塀は野馬除土手の上に建てられたようです


しばらく行くと野馬土手らしい形が見えてきます


振り返って見たところ


鎌ケ谷みどり幼稚園の近くには 大きな木が残っています


幼稚園の園庭に残る野馬除土手


二重土手の形状が残っています


二重土手の間にある堀も園児の遊び場になっています


東武野田線により裁ち切られています 茂みの場所が土手の延長部

ここでご紹介した野馬除土手は、鎌ケ谷消防署のすぐ北のところまで続いていました。
土手の跡をたどってみると、その面影が残っています。