１回目は、印西市浦部にある歓喜院（かんぎいん）です。
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| 歓喜院は 松山下公園や永治小学校の近くにあります コンビニのファミリーマートは 2015.8.29 に閉店してしまいました |
国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものを利用
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| 木下街道沿いに 歓喜院入口の看板が見えます |
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| 看板の先に道が続いています |
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| 道の先に歓喜院があります |
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| 道の右手にある建物には「兵隊屋」とあります 元は旅館だったようです |
歓喜院の所在地は 印西市浦部593番地です。
旧印西市域に多くある天台宗の寺院のひとつです。
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| 山門の前に小堂があります 観音堂でしょうか |
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| 小祠の右横には 如意輪観音像 |
大正２年（１９１３）発行『千葉県印旛郡誌』の「永治（村）誌」のうち、「寺院仏堂誌」の筆頭に 以下のように書かれています（後編 Ｐ．５４７）。
（４） 歓喜院
浦部村 字大宮にあり、天台宗延暦寺派にして 泉倉寺末なり。
阿弥陀如来を本尊とす。
由緒不詳。
堂宇 間口 ５間、奥行き １２間半。
境内 ６２１坪あり。
檀徒 １２２人を有す。
境内、仏堂３宇あり。 即ち、
１ 薬師堂 薬師如来を本尊とす。 由緒不詳。
建物、 間口 ３間半 ・ 奥行き ３間半。
２ 大師堂 弘法大師を本尊とす。 由緒不詳。
建物、 間口 ４尺 ・ 奥行き １間。
３ 観音堂 子安観世音を本尊とす。 由緒不詳。
建物、 間口 ４尺 ・ 奥行き １間なり。
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| 山門（右） と 本堂（左） |
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| 歓喜院 本堂 |
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| 本堂を向かって左側から見たところ |
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| 薬師堂 鰐口が見えます |
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| 立派な小堂がありました |
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| 大師堂でした |
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| 印西大師 第８８番の札所となっています 印西大師の札所は８９カ所 |
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| 扁額には、四国第８８番札所の 医王山 |
扁額の内容を、そのまま文字に起こしてみます。
第八十八番
本尊 薬師如来
なむ やくし
諸病なかれと
願ひ津ヽ
詣れる ひとは
大窪のてら
昭和３年 永治村浦部
願主 吉岡末五郎
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| 薬師堂の裏には 神社がありました |
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| 神社の左側にあった いくつかの大きな石碑 |
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| 大師堂や神社の背後は 切り立った崖になっています |