今回は、印旛地区の師戸にある「千葉県立印旛沼公園」を取り上げます。
以下の地図は、印旛沼を中心にして見た地図です。
印旛沼公園は、印西市の師戸にあります。
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| 印旛沼とその周辺 印旛沼公園の位置を赤い文字で示してあります | 
国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものを利用
公園の周辺を拡大したのが 以下の地図です。
公園が高台に位置しているわけは、あとでわかります。
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| 印旛沼公園周辺の拡大地図 | 
国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものを利用
印旛沼公園の近くには案内表示が出ています。
また、大きな目立つ看板が 入口に立っています。
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| 印旛沼公園の入口 駐車場へと続いています | 
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| 駐車場 トイレがあり、自動販売機が置かれています | 
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| 駐車場にある案内図 空堀がわかりやすく描かれています | 
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| より正確な案内図 (印旛沼公園 HP 「施設案内」より) | 
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| 散歩道を進んでいくと、堀のようなものが見えてきます | 
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| 「師戸城跡模式図」の掲示板 師戸城の歴史が簡潔に説明されています | 
説明板には「師戸城の歴史」について、以下のとおり書かれています。
師戸城は、千葉氏の一族であった臼井氏の居城である臼井城の支城として、14世紀に築かれたといわれる。その後、何度か改築され、現存するような形となったのは16世紀中頃と推定される。
城主については明らかではないが、江戸時代初期に書かれた「臼井家由来抜書」に名前の見える臼井家四天王の一人である師戸四郎が この城に 関係があったかとも考えられる。
印旛沼の対岸にある臼井城とは「
本丸、二の丸、三の丸、
印旛沼公園は 師戸城址につくられた公園だったのです。
堀のようなものは、まさに堀(空堀)そのものでした。
高台に築かれた師戸城、その跡にできた印旛沼公園。
印旛沼公園の概要については、以下をご覧ください。
➜ 千葉県立 印旛沼公園
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| スポーツができる 自由広場 隣には遊具のある ちびっこ広場があります | 
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| 要所ごとに方向を示す表示があります | 
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| 梅 園 多くの梅の木が植えられていました 来年の3月が楽しみです | 
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| ときおり 散歩道から 空堀が見えます | 
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| 早春の空堀 2015年3月中旬撮影 | 
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| 花木園 この広場に面してパーゴラが建てられています | 
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| 大きな藤棚のパーゴラ(日陰棚) ベンチがあり、水道も出ます | 
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| 芝生広場 多くのテーブルとベンチが置かれています | 
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| ヤマトタマムシが落ちていました 豊かな自然を感じます | 
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| 柵の外側には、草木越しに 印旛沼が見えます | 
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| 展望台に到着しました 師戸城の本丸があった近辺です | 
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| 展望台は グルリと円く石に囲われています | 
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| 広々とした印旛沼の風景   対岸の臼井城とは「 | 
「渡」とは、船着き場のことを意味していたのでしょうか?
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| この高台の上にあったのは 師戸城 三の丸 | 
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| 随所に残る空堀、土塁 起伏に富んだ 素晴らしい公園です | 
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| 掲示板にあった「師戸城 歴史セミナー」の案内 | 
この「師戸城 歴史セミナー」については、以下をご覧ください。
5月にも実施されたようです。
➜ 【イベント情報】10/26(日)師戸城 歴史セミナー
補 遺 鎌ケ谷市と印西市
印西市と鎌ケ谷市、双方の市域の面積を比較してみると、印西市が123.80 km² 、鎌ケ谷市が 21.11 km² 。
印西市の面積は、鎌ケ谷市の約6倍です。
2010年3月23日に印西市に編入合併した 旧本埜村の面積だけをみても、23.72 km² あり、鎌ケ谷市よりも広いのです。
同日に印西市に編入合併した 旧印旛村の面積はさらに広く、46.57 km² あります。鎌ケ谷市の2倍強です。
広いということは、見どころも それだけ多いということになります。
市の人口は、印西市が 93,730人、鎌ケ谷市が 108,705人(2014年9月 現在)。
人口は、鎌ケ谷市の方が少し多いようです。
追 記 2015.03.12
梅花の時季となったので、印旛沼公園の梅園を見にいきました。
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| 梅が満開でした 多くの白梅に交じって紅梅も見えます | 
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| 辺り一面、梅のいい香りが漂っていました | 
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| 白梅の花びらを近接撮影 | 
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| 見事な紅梅の老木 | 
追 記 2015.04.09
印旛沼公園は、桜の名所でもあるということを、葉桜の時期になってから訪れて知りました。
来春は、満開の時期に訪れたいと思います。
➜ 印旛を歩く(2) 真珠院 (印西市・