2014年12月13日土曜日

印旛を歩く(5) 印西市印旛支所 (印西市・美瀬)

旧印西市(1996年に単独市制施行)に、本埜村と印旛村が編入され、現在の印西市が誕生したのが 2010年のことです。
それに伴い、旧本埜村と旧印旛村の村役場は、印西市の支所となりました。
印西市は市域が広いので、市民課業務を取扱う窓口として、本庁と これら2支所に加え、7つの出張所があります。

本埜支所については、以下の記事でふれました。
 ➜  本埜の古刹(3) 龍湖寺(印西市・物木)

現在、印旛地域の市民課業務は、複合施設「ふれあいセンターいんば」内にある新しい印旛支所で行われています。
印旛支所旧庁舎(元 印旛村役場)は、平成26年度(2014年度)に解体撤去されました。

印旛支所旧庁舎 解体撤去工事のお知らせ

印旛支所旧庁舎の写真を撮っておかなかったことが悔やまれます。


旧庁舎は 「ふれあいセンターいんば」の左手に建っていました


旧庁舎があった場所周辺への 出入口案内


旧庁舎は解体撤去され、更地となっていました


臨時駐車場の案内図


印旛支所のある「美瀬」は「瀬戸」の北東にあります。
比較的最近まで、「美瀬」という地名の場所は「(大字)瀬戸」の一部でした。
(昭文社『エアリアマップ 千葉ニュータウン』(1992)で確認)

1889年(明治22年)の町村制施行以後、瀬戸には六合村の村役場が置かれました。
また、同じく 岩戸には宗像村の村役場が置かれました。
1955年に 六合村と宗像村が合併し印旛村となった後、その村役場は瀬戸に置かれました。
瀬戸は、まさにこの地域の中心地でした。
(角川書店『千葉県地名大辞典』(1984) 参照)


現在の印旛支所は 「健康づくりセンター」と書かれている建物にあります


「ふれあいセンターいんば」・印旛支所の玄関


複合施設「ふれあいセンターいんば」の中に 印旛支所が置かれています


定礎を見ると、2003年10月に落成したようです



館内に置かれていた マスコットキャラクターの「いんザイ君」

この「いんザイ君」は 「」という字のハンコを持っているんですね。


➜  印旛を歩く(4) 鷲宮わしのみや神社 (印西市・鎌苅かまがり

➜  印旛を歩く(6) 徳性院とくしょういん (印西市・瀬戸)