2016年2月24日水曜日

2016.02.22  身近な植物(2月下旬)

(1)


散策会の下見で、東武野田線・馬込沢駅から 新京成線・鎌ケ谷大仏まで、おもに木下街道沿いを歩きました。

道すがら、そこかしこで梅の花が咲いていました。

枝垂れ梅 (天満宮) ← 馬込沢駅の近くです


天満宮は菅原道真を祀ったもの 梅の花は 道真に縁が深いですね


道沿いに見た白梅 満開です


この梅は萼の部分が紅色で、花弁にも紅が混じっています


見事な枝振りです(新山公園) ← 陸軍鉄道第2連隊 橋脚跡の隣です


道沿いの紅梅 一口に紅梅と言っても、様々な色合いのものがあります


「梅に鶯」ならぬ、紅梅の枝に スズメが2羽 右にはオナガ


梅だけではなく、みちみち 様々な花が咲いていました。

ヒイラギナンテン(柊南天) ほのかに香っています
↑ ナンテンと同じ科です (馬込沢駅近くの花壇)


ジンチョウゲ(沈丁花) 周囲に芳香を放っていました (新山公園)


フラサバソウが小さな花をつけていました (手通公園入口)


マンサク(満作) 葉に先駆けて花が咲きます (手通公園)


ツルニチニチソウ(蔓日々草)が もう咲いていました (公園脇の花壇)


スイセン(水仙)の一種 まさにこの時季の花です (公園脇の花壇)


コブシ(辛夷)の花が咲き始めていました (手通公園入口横の駐車場)


ボケ(木瓜) 道沿いに咲いていました


これもボケの花(蕾)です


桜が咲いていました なんという品種でしょう? (鎌ケ谷八幡神社)
植物に詳しい方に おききしたら カワヅザクラ(河津桜)とのこと


花壇のプリムラ・マラコイデス 桜草の仲間です (鎌ケ谷八幡神社)


(2)


近所を歩いているときに見た植物です。

ツルニチニチソウ(蔓日々草) 初夏まで咲き続けます


ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)   シソ科 オドリコソウ属


ホトケノザ(仏の座)  シソ科 オドリコソウ属 ヒメオドリコソウと同属


(3)


友人宅を訪れた際に、庭の花を見せてくれました。

ギンヨウアカシア(銀葉 acacia) マメ科 アカシア属

フワフワした感じの黄色い花がきれいです。
友人は、この木を「ミモザ」と呼んでいました。
先日、この木を見た わが植物の師匠は「アカシア」と言っていました。
どちらが正しいんだろうと思って調べました。
「ミモザ」は、「マメ科アカシア属花卉かきの俗称」(Wikipedia)だそうです。
この植物の名前の呼び方は、友人も師匠も ともに正しかった訳です。

なお、園芸店で「ミモザアカシア」という流通名で売られているのを見たことがあります。

ギンヨウアカシア (追記 2016.03.15)

ギンヨウアカシアに近縁なのはフサアカシアです。
どちらも2回偶数状複葉ですが、羽片とそれに付く小葉の数が違うようです。

・ギンヨウアカシア 羽片3~5対  小葉 約20対
・フサアカシア   羽片10~20対 小葉  30~40対

ギンヨウアカシア (追記 2016.04.01)

4月も下旬となった日に、友人がギンヨウアカシアの実を持ってきてくれました。

ギンヨウアカシアの実 (追記 2016.04.21)

いかにもマメ科らしい形をした実です。
小さな実で、長さ2cmほどしかありません。

友人から実が生っているところを直接見てほしいとお誘いがあり、見にいってきました。

こんな形で実がついています (追記 2016.04.23)


以下は、友人宅の庭にあった草花。

ハルザキクリスマスローズ キンポウゲ科 クリスマスローズ属

紫色の花の「クリスマスローズ」はよく見かけますが、白い花のものは珍しく感じます。
花弁に見えるものは 萼だそうです。


フクジュソウ(福寿草) キンポウゲ科 フクジュソウ属

春を告げる花の代表ですね。
大きな黄色い花が堂々としています。