2018年12月23日日曜日

郷土資料館 ミニ展示 駿河国・田中藩の鎌ケ谷市域の飛び領 と 領主・本多氏

鎌ケ谷市郷土資料館で、「鎌ケ谷幕末騒動記 ~ 本多の殿様 と 田中藩下総領の村々 ~」と題したニ展示が行われています。
詳しくは、以下の「広報かまがや」の記事をご覧ください。

「広報かまがや」 2018.12.15号 8面より

現・鎌ケ谷市域となっている 粟野 ・ 佐津間 ・ 中沢 ・ 道野辺 の村々は、かつて、駿河国するがのくに田中藩 の飛び地領(田中藩の下総領の一部)でした。
田中藩の下総国しもうさのくにの領地は、幕末の時点で、葛飾郡に33村、相馬郡に10村あったとのこと。
下総は 幕府の置かれていた江戸に近いため、なにかと便利だったようです。

田中藩の領主・本多氏については、以下の記事が若干参考になります。

➜ 「大津川中流域の自然と歴史を歩く」 (その5) (13) 藤心陣屋跡

本ミニ展示は 歴史講演会Ⅰとコラボしています。
ミニ展示を見てから歴史講演会Ⅰを聞くと、理解が深まることでしょう。
また、学芸員が展示の詳細を説明するギャラリートークもおすすめです。



追 記 2019.01.08

チラシが手に入りましたので、ここに掲載します。

郷土資料館 第20回ミニ展示 チラシ (表)


郷土資料館 第20回ミニ展示 チラシ (表)



追 記 2019.01.22

ギャラリートークの最終回に参加しました。

20名近くの人が参加し、熱心に聞いていました


展示物は、年代ごとに整然と配置されていました


ガラスケースには 古文書、 その上の壁面には それらの説明や関連画像


古文書の実物が見られるのは 実にありがたいことです

古文書の展示箇所を翻刻した30ページからなる資料が配布されました。
この素晴らしい資料を提供してくださった学芸員の方に 心から謝意を表したいと思います。