(1)
イヌザクラ(犬桜) 小さな実です(左下) バラ科 ウワミズザクラ属 |
(2)
シデの仲間は、
アカシデ(赤四手、赤垂) 1 特徴的な果穂 カバノキ科 クマシデ属 |
アカシデのほかには、イヌシデやクマシデの名が よく知られています。
これらは、葉の大きさや形、果穂の果苞の形等が違っているので、容易に見分けることができます。
アカシデ 2 葉と果穂 |
アカシデ 3 左: 葉の表 右: 葉の裏 |
アカシデ 4 果穂の果苞は3裂し、縁に粗い鋸歯があります |
果苞は薄く、触るとパリパリとした感じがします。
(3)
触るとフニャフニャしています。
この紐のようなものは 何でしょうか? |
ヒモミノガは、本来 南西日本の生き物ですが、最近はこちらでもよく見かけるようになったそうです。
名前のとおりミノムシの一種(蛾)で、幼虫はキノコや地衣類を食べているようです。
触ったときに、細長い袋が空っぽであるような感じがしたのですが、動いているものもありました。
幼虫は袋の先の方にいるようです。
まだ、学名が決まっていないそうです。
ネットに情報が載っていたので、以下にアドレスを2つコピーします。
http://misumon.blog.fc2.com/blog-entry-487.html
(個人のブログ)
https://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/special/yama/news/2016/160115psychidae.htm
(千葉県立中央博物館のサイトの一つ)
「紐蓑蛾」とは、よくぞ名付けたものです。
A・Sさん、今回も詳しくお教えくださり、ありがとうございました。
(4)
代わりに、道路に面した花壇に 様々な園芸植物が植えられるようになりました。
下の写真の植物は、それらの一例です。
コンボルブルス・サバティウス(学 Convolvulus sabatius) 1 ヒルガオ科 コンボルブルス属 |
コンボルブルス・サバティウス 2 ヒルガオの花にそっくりです (ずっと小さいですが) |
(5)
クチナシ(梔子、巵子) アカネ科 クチナシ属 |
クチナシの果実は特徴的な形をしています。
実が大きくなったら、その写真を撮りたいと思っています。
(6)
オニドコロでした。
オニドコロ(鬼野老) 別名 トコロ(野老) ヤマノイモ科 ヤマノイモ属 雌雄異株 この個体は雄株 |
『大辞林』によると、「根茎は太く ひげ根を多数出し、これを老人のひげに見たて「野老」の字をあてる」のだそうです。
このオニドコロは ヤマノイモ属ですが、根茎は苦く、アルカロイドを含むため、食用には適さないそうです。
雌雄異株。
上の写真の個体は、雄花が付いているので雄株です。
アルカロイドと名の付くものの多くは有毒だと思っていいでしょう。
ナス科の植物の多くが、ソラニンというアルカロイドを含んでいます。
近くの路上にはスギの球果が落ちていました。
スギ(杉) 球果 ヒノキ科 スギ属 |