2018年7月21日土曜日

散歩で見たもの (2018年 7月下旬) キョウチクトウの花

(1)


夕方、アブラゼミの幼虫が 地面の上で逆さまになって、もがいていました。
土の中から這い出た直後だったのかもしれません。

近くの木につかまらせると、どんどん上にのぼっていき、その姿は見えなくなりました。

アブラゼミ(油蝉) カメムシ目 セミ科

翌朝、幼虫につかまらせた木の近くに 抜け殻が落ちていました。
無事に羽化できたようです。

(2018.07.21 撮影)


(2)


例年以上の熱暑が続いています。
今日の気温は、昼の2時で36℃です。
暑いです。
でも、植物は元気です。
庭の「雑草」も元気です。
暑くて草むしりをする気になりません。


上の写真の植物は、メヒシバ(雌日芝)(イネ科 メヒシバ属)か ニワホコリ(庭埃)(イネ科 スズメガヤ属)だと思います。
いずれ、花穂が出れば分かるでしょう。

ニワホコリという名の由来は、「庭によく生え、細かい花穂が埃を被ったように見えるから」だそうです。

Wikipedia の「ニワホコリ」の項には、近似種のスズメノカタビラ(イネ科 イチゴツナギ属)に関連して書かれている部分があります。

縁は近くないが 似ているものに スズメノカタビラ がある。
別属のものであるから 分類上の重要な点で違いがあり、外見的には より柔らかく 全体に黄緑色であること、より湿った場所に生育することなど 異なった点も多いが、外見的特徴は とても似た点が多い。
小穂に関しても、いずれも多数の小花を持つイネ科によくある形なので、よく似ている。

実際には 両者が同じ場所で見られることもよくあり、特に裸地の庭では普通である。
そのような場所では 生育が十分でない例が多い。
しかも それでも育って花をつけるのが雑草の雑草たる所以であり、しかも この両者とも筋金入りの雑草であるから、条件の悪い場所でも いじけた姿ながら よく生育して花をつけている。
その結果、両種の特徴が紛らわしい例があるのである。


後段の記述は秀抜で、「雑草」の特徴を こんなにうまく書き表した例を知りません。

いずれ花穂を付けるので、そのときに この植物の名前が分かるでしょう。

(2018.07.23 撮影)


追 記 2018.08.30

上記の植物に花穂が付きました。

メヒシバ(雌日芝) イネ科 メヒシバ属

みなメヒシバだったようです。

この追記 おわり


(3)


中沢向原貯留池の周りに植えられているキョウチクトウが、隣り合っている向原公園の方へと フェンス越しに枝をのばしていました。

キョウチクトウ(夾竹桃) 1 キョウチクトウ科 キョウチクトウ属


キョウチクトウ 2 花の基部は筒状です


キョウチクトウ 3 花弁はプロペラに似た形をしています


キョウチクトウ 4 花弁の内側に見えるものは副花冠

副花冠は、花冠や雄しべの一部が変形してできたものです。
副花冠の内側にある よじった糸の束のように見えるものは 雄しべの付属体です。

キョウチクトウの花の構造については、以下の記事が参考になります。

➜  杉並の自然学 キョウチクトウ

➜  日本植物生理学会 キョウチクトウの受粉


なお、蛇足ですが、トケイソウの副花冠も、とても特徴的なものです。

参 考 トケイソウ トケイソウ科 トケイソウ属
(2016.07.20 撮影)

(2018.07.25 撮影)