散策会の下見で、佐津間地区と粟野地区公園を歩きました。
|
散策会の下見で歩いたコース |
Ⓢ から
Ⓖ まで、丸数字の番号順にたどりました。
赤く塗りつぶされた丸数字の場所は、植物を観察した場所です。
(1)
まず、宝泉院近くの路傍で見た植物です。
|
イチイ(一位) イチイ科 イチイ属 赤い仮種皮の中に種子が見えます |
|
イシミカワ(石実皮) タデ科 イヌタデ属 |
茎を見ると、托葉が囲っていることが分かります。
追 記 2018.10.17
この写真については 当初「ママコノシリヌグイ」としましたが、散策会の当日、植物に詳しい方から、同属の「イシミカワ」であると教えていただきました。
三角形の葉が、その特徴だそうです。
ここに訂正します。
この追記 おわり
(2)
佐津間の大宮神社で見たものです。
|
ホタルガ(蛍蛾) チョウ目 ガ科 |
|
マテバシイ(馬刀葉椎、全手葉椎) 1
ブナ科 マテバシイ属 |
|
マテバシイ 2 左: 大きな葉が特徴 右: ドングリが付いていました |
(3)
山ノ下湧水地の近辺で見た植物です。
|
ガマ(蒲) ガマ科 ガマ属 佐津間城跡のある台地が遠くに見えます |
|
コセンダングサ(小栴檀草) キク科 センダングサ属 |
|
オクラ(英 okra、秋葵) アオイ科 トロロアオイ属 |
|
キンエノコロ(金狗尾) イネ科 エノコログサ属 |
|
ミゾソバ(溝蕎麦) タデ科 イヌタデ属 群落をなしていました |
|
カントウヨメナ(関東嫁菜) キク科 シオン属 |
追 記 2018.10.17
この植物については、当初「ユウガギク」としましたが、散策会の当日、植物に詳しい方が 実物を手に子細に観察し、おそらく同属の「カントウヨメナ」ではないかとのことでしたので、そのように訂正しました。
この追記 おわり
「カントウヨメナ」には、白花の他に 紫色の花のものもあります。
|
参 考 カントウヨメナ(関東嫁菜) キク科 シオン属
(2018.10.08 囃子水公園にて撮影) |
|
クコ(枸杞) ナス科 クコ属 |
|
アレチウリ(荒れ地瓜) ウリ科 アレチウリ属 |
|
ハキダメギク(掃溜菊) キク科 コゴメギク属 |
この名の命名者は牧野富太郎。
世田谷の掃き溜めで発見したのが、名前の由来とか。
牧野の名付けた和名には 他に、 ワルナスビ、 ノボロギク、 オオイヌノフグリ等があります。
ママコノシリヌグイも、牧野が和名としました。
(4)
佐津間の母路橋近くにある「かば田んぼ」では二番穂を出したイネを見ました。
|
イネ(稲、稻、禾) イネ科イネ属 二番穂 |
追 記 2018.10.21
前に撮った「かば田んぼ」の写真を追加します。
|
「かば田んぼ」掲示板 掲示板は2つあります |
|
稔った稲 モミで120kg、精米後は80kgとのこと |
|
稲穂を干すためにつくられた 稲架(はさ) |
(上の写真3枚: 2018.09.11 撮影)
この追記 おわり
(5)
粟野地区公園で見た植物です。
|
チャノキ(茶の木) ツバキ科 ツバキ属 |
|
コブシ(辛夷) モクレン科 モクレン属 |
|
ムサシアブミ(武蔵鐙) サトイモ科 テンナンショウ属 |
|
マムシグサ(蝮草) サトイモ科 テンナンショウ属 |
ウラシマソウ、 ムサシアブミ、 マムシグサは、 よく似た花(仏炎苞)や実を付ける テンナンショウ属 三兄弟です。
(2018.10.10 撮影)