2018年10月4日木曜日

散歩で見たもの (2018年 10月上旬 ➀) カントウヨメナ ・ ジュズダマ

(1)


台風24号(「チャーミー」)の翌日、準用河川・大津川沿いを訪れました。

イヌタデ(犬蓼) タデ科 イヌタデ属

イヌタデの近くに、よく似た花を咲かせている植物がありました。
イヌタデより二回りぐらい大きく見えました。

このタデの仲間は 何なのでしょう?

大津川の川岸低くにあったので、手に取って見ることができませんでした。

追 記 2018.10.17

植物に詳しい方にお目にかかったときに、上の写真の植物についておききしました。
大きさには個体差があるので、これはイヌタデではないかとのことでした。

この追記 おわり


前日の夜半から夜明け前に来襲した台風は、塩を含んだ強風を吹かせ、野菜の多くをダメにしてしまいました。

コスモスの花も、舌状花は みなしぼんでいました。
それでも、筒状花には 蜂が吸蜜に来ていました。

コスモス(Kosmos) キク科 コスモス属
ハラナガツチバチ(腹長土蜂)の仲間が吸蜜中

ハラナガツチバチの仲間は4種ほどあるようです。
ヒメハラナガツチバチの雌のようにも思われますが、全身像を撮りそこなったので、確かなことはいえません。

(2018.10.02 撮影)


(2)


道野辺八幡神社の近辺を歩いたときに見た植物です。

ハナミズキ(花水木) ミズキ科 ミズキ属
別名 アメリカヤマボウシ(アメリカ山法師)


カキノキ(柿の木) カキノキ科 カキノキ属


ノブドウ(野葡萄) 1 ブドウ科 ノブドウ属


ノブドウ 2 様々な色ですが、多くは虫瘤とか

(2018.10.03 撮影)


(3)


中沢の谷津の近くを歩いたときに見た植物です。

ダンギク(段菊) シソ科 カリガネソウ属


ハゼラン(爆蘭、米花蘭) スベリヒユ科 ハゼラン属


イヌショウマ(犬升麻)
キンポウゲ科 サラシナショウマ属


ミゾソバ(溝蕎麦) タデ科 タデ属

(2018.10.03 撮影)


(4)


「はやし水 湧水まつり」に行った折に見た植物等です。

イヌタデ(犬蓼) タデ科 イヌタデ属


ミゾソバ(溝蕎麦) タデ科 タデ属


セイタカアワダチソウ (背高泡立草)1 キク科 アキノキリンソウ属

一時は、アレロパシー効果により ススキ等の植物を駆逐し、嫌われ者になってしまった帰化植物(外来種)のセイタカアワダチソウ。
いまでは、他の植物が衰退してしまったことで 自らがアレロパシー成分の影響を強く受け、矮小化してしまいました。

セイタカアワダチソウ 2

セイタカアワダチソウは 北アメリカ原産。
元々は 切り花用の観賞植物として導入されたのだそうです。


チカラシバ(力芝) イネ科 チカラシバ属


カントウヨメナ(関東嫁菜) キク科 シオン属

シオン属らしい清々しい紫色をした花です。
カントウヨメナとヨメナは分布域が異なっていて、関東以北が前者、中部以西が後者だそうです。


ジュズダマ(数珠玉) イネ科 ジュズダマ属

「囃子水の自然を育てる会」の方の説明によると、爽健美茶などの素材となっているハトムギは、なんとジュズダマの栽培種であるとのこと。
デンプンの組成が異なっており、ジュズダマは(うるち)性、ハトムギは (もち)性なのだそうです。


ツマグロヒョウモン ♀ チョウ目 タテハチョウ科

(2018.10.08 撮影)