(1)
お盆も過ぎました。
少しは涼しくなったので、東京国立博物館で開催中の「縄文展」を見にいきました。
この「縄文展」、正式な名称は『縄文-1万年の美の鼓動』展であるようです。
「縄文展」のチラシ おもて 遮光器土偶 |
行ってみたところ、来場者がいっぱいで、二つに分かれた展示会場のうち、第一会場では、展示された遺物のかわりに 人の背中を見るはめになりました。
幸運なことに、第二会場は すいていて、見たかった国宝の多くが間近に見られました。
「縄文展」のチラシ うら 火焔型土器などの国宝 |
写真は、一部の場所以外のほとんどで 撮影禁止となっていました。
調べたいこともあったので、2,400円の展示図録を買って帰りました。
この図録は よくできていて、今後 参考資料として使えそうです。
(2)
会場となった平成館の手前には、表慶館があります。
表慶館は、皇太子(大正天皇)の成婚記念として、明治41年(1908)に 片山東熊(かたやま とうくま)の設計で完成したものだそうです。
表慶館 右手に見える紅白の花はサルスベリ |
赤花のサルスベリ(百日紅) ミソハギ科 サルスベリ属 |
白花のサルスベリ |
サルスベリは 平成11年(1999) 10月、 平成館の開館時に記念植樹されたとのこと |
(3)
上野公園の木陰を縫って上野駅に向かいました。
その途中で、いつもお目にかかる野口英世像。
今回は、ちゃんと見ておこうと思いました。
野口英世像 |
銅像の説明書き |
台石に刻まれたラテン語 |
説明書きには、この言葉は「人類の幸福のために」と訳されています。
しかし、「HUMANI GENERIS」とは どんな意味なのでしょう。
以下のサイトが大変参考になりました。
銅像の右にある標示石 糸車は何の象徴か すぐに分かりますね |
糸車について書かれているサイトがありました。
(4)
上野駅が見えてきた頃、遠くに黒い煙が見えました。
そして、プラスチックの焦げたような臭いがします。
上野駅の向こうに黒煙が見えました |
後で調べたら、どうやら車両火災のようです。