以下の地図上に 赤い文字で記入した場所です。
鎌ケ谷消防署近くに残る 野馬除土手跡の位置 |
国土地理院 電子国土Webシステム配信の地図を利用
ほぼ同じ範囲を「迅速測図」で示すと、下のとおりになります。
野馬除土手が太く描かれています (明治13年(1880)の「迅速測図」) |
では、写真で見ていきましょう。
左手に見えるのが鎌ケ谷消防署 前の道は県道8号線(通称 船取線) |
船取線を我孫子方面に少し進んだ右側に 盛り上がった場所が見えます |
途中から塀が築かれています この上に土手が続いていたのでしょう |
塀が切れた部分 土手が姿を現します |
土手の形状が はっきりと見てとれます |
この野馬除土手は、消防署の脇をとおり、八坂神社の裏を走り、入道溜まで達していました。
もともとは二重土手であり、その様子は 現在も鎌ケ谷みどり幼稚園の園庭に見ることができます。
➜ 鎌ケ谷の野馬土手(19) 鎌ケ谷みどり幼稚園の南に残る野馬除土手跡
どちらの野馬土手もよくぞ残っているものだと感心します。
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➜ 鎌ケ谷の野馬土手(22) 富岡に残る勢子土手があった場所