2019年2月25日月曜日

ボンヌフォワの短い詩

イヴ・ボンヌフォワ〔Yves Bonnefoy (1923-2016)〕に 『ドゥーヴの動と不動』(Du mouvement et de l'immobilité de Douve. Paris: Mercure de France, 1953)という詩集があります。

その中に、俳句のように短い詩があります。
以下が、その全文です。

  Tu as pris une lampe et tu ouvres la porteチュ ア プリ  ユヌ  ランプ エ チュ ウーヴル ラ ポルト.

  Que faire d'une lampe, il pleut, le jour se lève ク フェール デュヌ  ランプ  イル プルー  ル ジュール ス レーヴ.

  おまえはランプを手に取り、戸を開ける

  ランプをどうする 雨が降ってる 陽がのぼる

学生時代に この詩を初めて読んだとき、とてもショッキングでした。

闇夜を歩く支えになっていたランプも、雨や日光により役に立たなくなります。
ランプは、この世界を認識するための行為を象徴しています。
あるとき、それが何の役にも立たなくなるのです。


ボンヌフォワの詩の一部は、以下のサイトで邦訳を読むことができます。

➜  ひとりだけの書斎 石の詩


杜甫の三つの詩

詩仙・李白は 4句からなる五言絶句がよく知られていますが、その友である詩聖・杜甫は 8句からなる五言律詩に優れたものを残しています。
ここでは それらの中から三つの詩を選びました。
どれも心打たれる詩です。

ざっとでも お目とおしいただけますと幸甚です。


 ・ 野径   野面の小道
 ・ 江船灯  河に浮かぶ船の漁り火
 ・ 錦官城  中国の蜀の都である成都の別称
       大・小の二城からなる
       小城に錦を管理する役所があったことから錦官城と呼ばれるようになった




 ・ 坦腹     腹を平らにすること
 ・ 物自私    万物は みな、伸びのびと自然のままの姿である
 ・ 故林帰未得  未だ故郷に帰ることができないでいる




 ・危檣     
高い帆柱
 ・独夜舟    独りで過ごす夜の舟
 ・官因老病休  官職は年老いて病気がちになれば辞めることになる



2019年2月21日木曜日

散歩で見たもの (2019年 2月下旬) 春の訪れ

いつの間にか 春はすぐそばにやってきていたようです。

以下は、近所を散歩したときに見た植物です。

ウメ(梅) 1 バラ科 サクラ属


ウメ 2 芳香を放っていました


針葉樹にも花がついていました。

スギ(杉) ヒノキ科 スギ亜科 スギ属

いまにも花粉が降ってきそうです。


「ヒバ」(檜葉) ヒノキ科 ヒノキ属

これは ヒノキかサワラのどちらかですが、葉をよく確認しなかったので、ここでは「ヒバ」(檜葉)としておきます。


オオイヌノフグリ(大 犬のふぐり)
オオバコ科 クワガタソウ属


ホトケノザ(仏の座) シソ科 オドリコソウ属

あとは、ヒメオドリコソウが咲けば、「春の御三家」咲きそろいです。


追 記 2019.02.27

粟野の字・橋本を歩いたときにヒメオドリコソウが咲いていました。

ヒメオドリコソウ(姫踊り子草) シソ科 オドリコソウ属

この追記 終わり


斜面林にヤブツバキが咲いていました。

ヤブツバキ(藪椿) 1 ツバキ科 ツバキ属 


ヤブツバキ 2 花がたくさん落ちていました

落ちた花には雄しべがついたままです。
花の裏側を見ると、雌しべ(子房)の部分が抜けてできた円い穴が空いています。


ヤブツバキ 3 つぼみ


2019年2月19日火曜日

散歩で見たもの (2019年 2月中旬) 県立北総花の丘公園 この冬二度目の訪問

印西ウエットランドガイドの北総花の丘公園散策会に参加しました。
この冬、二度目に訪れた「花の丘公園」です。
詳しい方に いろいろと教えていただきながら 植物等を観察しました。

ツバキ(椿) ツバキ科 ツバキ属


カンツバキ(寒椿) ツバキ科 ツバキ属
名前に「椿」とついても、サザンカの栽培種だとか

ここで、サザンカとツバキの おもな違いを確認しておきたいと思います。

① 花期が違う

  ・サザンカの方が先に咲く
  ・サザンカは 11~3月、 ツバキは 2~4月 が花期の中心

② 雄しべのつき方が違う 

  ・サザンカは 一本ずつ分かれている
  ・ツバキは 根元の部分がくっつき 筒状になっているものが多い

③ 花弁の落ち方が違う

  ・サザンカは 一枚ずつハラハラと散る
  ・ツバキは 花首から一体となって ごそっと落ちる


イヌシデ(犬四手、犬垂) カバノキ科 クマシデ属
冬芽に見える丸いものは 虫瘤だそうです


ガマズミ(莢蒾) レンプクソウ科 ガマズミ属

ガマズミの実が残っていました。
上の方の実は食べられてしまっていても、下の方の実は人間を警戒して食べられていないのだろうという お話がありました。
それでも、一カ月前と比べると、実の数は ずっと減っているようです。


クヌギ(櫟、椚) ブナ科コナラ属

この木には、枯れた葉が残っていました。
これについても説明がありました。
以下のサイトに詳しく書かれていますので、ご参照ください。

➜ 茶色の葉が落ちない木


マンサク(満作、万作) 1 マンサク科 マンサク属


マンサク 2


植物の勉強をしたあと、野鳥観察施設に向かいました。

野鳥観察施設に行く途中にある観察場所


階段を下ったところに 野鳥観察施設はあります


戸神川防災調節池


カワウ(河鵜、川鵜) カツオドリ目 ウ科

茶色っぽい個体は カワウの幼鳥だそうです。
そして、黒いのは若鳥。
幼鳥にやる餌を獲りに 親鳥は利根川などに出かけているとのこと。


2019年2月18日月曜日

「囃子水から鳥さんぽ」散策会に参加して

環境課主催の「冬の自然観察会」に参加しました。
案内役は、囃子水の自然を育てる会のスタッフのみなさんでした。

おもな観察場所  ➊ 囃子清水七面堂 ➋ 囃子水公園
➌ 向原公園 ➍ 中沢向原貯留池 ➎ 中沢の谷津 ➏ 市民の森
国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものを利用


囃子清水七面堂(➊) に集合


囃子水公園 (➋) 左は中沢川


囃子水公園で、ハンノキを間近に観察しました。

ハンノキ(榛の木) 1 カバノキ科 ハンノキ属


ハンノキ 2

長く垂れているのは雄花序。
雄花序の花柄の下の方に ポツッと小さく見えるのは雌花序。
そして、昨年の秋に熟した 2cmほどの松かさ状の果実が残っています。

詳しくは、以下をご参照ください。

➜  ハンノキ(榛の木)の雌花と雄花


このあと、市街地をとおって 向原公園に移動しました。

向原公園(➌) から 中沢向原貯留池にいる鳥を観察


いつもなら立入禁止の中沢向原貯留池(➍) に入れていただきました


中沢向原貯留池 奥に見える木に 白いものがとまっています


樹上には、ダイサギ、アオサギ、コサギが とまっていました


根郷川 下流方面


このあと 川に沿った道路を歩き、根郷川の下流方面に移動しました。

中沢の谷津(➎)が見晴らせる場所に行きました


湧水が流れているところには クレソン(オランダガラシ)が生えていました


オオイヌノフグリが 小さな花を咲かせていました


ホトケノザも 負けじと花を咲かせていました


最後に、市民の森に立ち寄りました。

市民の森(➏) でみたコゲラ

市民の森の駐車場で解散となりました。


2019年2月17日日曜日

2019.03.17 歴史講演会Ⅱ (郷土資料館主催)

郷土資料館の主催で「歴史講演会Ⅱ」が開かれます。
江戸幕府が瓦解して明治の時代となり、江戸の人たちが初富等の開墾に向かいましたが、その時代のお話です。
講師は、この時代に とても詳しい天下井恵氏です。

この講演会の詳細については、以下の「広報かまがや」の記事をご覧ください。

「広報かまがや」 2019.02.15号 4面より


2019年2月16日土曜日

2019.03.02 春の自然観察会 (郷土資料館主催)

今年も郷土資料館の主催で「春の自然観察会」が行われます。
詳しくは、以下の「広報かまがや」の記事をご覧ください。

「広報かまがや」 2019.02.01号 5面より


2019年2月15日金曜日

2019.02.11 鎌フィル 第29回 定期演奏会 (2019 ・ 2月)

鎌フィルの「第29回 定期演奏会」が開かれました。
いつもなら、この時期に開かれる演奏会の名前は 「ファミリー・コンサート」です。

今年(2019年)の9月には 次回の定期演奏会が開かれますが、鎌フィル「創立30周年記念演奏会」となります。
これを「第30回 定期演奏会」とするため(「30」という数を合わせるために)、 今回は「ファミリー・コンサート」を「第29回 定期演奏会」としたようです。
来年からは、 「ファミリー・コンサート」に戻るとのこと。

今回のコンサートの曲目については、以下をご覧ください。

当日配布のプログラムから

モーツアルトの『魔笛』の序曲、佳演でした。
オペラについても その序曲についても 詳しくないので、書けることがありません。

チャイコフスキーの「スラブ行進曲」、オーケストレーションが楽しめました。
座席が舞台に向かって前方右端であったため、目の前のヴィオラやコントラバスの動きがよく見えました。
ヴィオラが金管楽器と同じ旋律を奏でていたり、コントラバスが打楽器の音を補ったりしていることがよく分かりました。
チャイコフスキーもオーケストレーションの達人です。

チャイコフスキーの交響曲第1番 「冬の日の幻想」は、実によい演奏で楽しめました。
第4楽章のクライマックスでは 指揮者の小久保さんが指揮台のうえで飛び上がっていました。
それを見て、昔、来日したマルティノンが マーラーの「巨人」を振ったとき、2台のティンパニが連打される最後のクライマックス部分で、同じように飛び上がっていたことを思い出しました。

演奏のあと小久保さんの解説があり、この交響曲は、チャイコフスキーにとって最初の交響曲であっただけではなく、ロシアにとっては ペテルブルク音楽院の第1期卒業生が作曲した記念すべき最初の交響曲であったと知りました。

アンコール曲は、チャイコフスキーの『白鳥の湖』から「ワルツ」でした。
とてもよい演奏でした。


鎌フィルのHPによると、次回と次々回の演奏会は、以下のとおりとなっています。


第30回定期演奏会
創立30周年記念演奏会 第1弾


・日 時 2019年9月8日(日)
    開場 13:30  開演 14:00
・会 場 白井市文化会館 なし坊ホール
・指 揮 小久保 大輔
・演 奏 鎌ケ谷フィルハーモニック管弦楽団
・曲 目 ベートーヴェン   献堂式序曲 作品124    ドヴォルザーク  スラヴ舞曲集より抜粋
          ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
    ブラームス: 交響曲第4番 ホ短調 作品98

創立30周年記念の演奏会では、ブラームスの4番が演奏されます。
鎌フィルとブラームスは非常に相性が良いので、いまから楽しみです。


ファミリーコンサート 2020

創立30周年記念演奏会 第2弾


・日 時 2020年2月予定(日)
    開 場 13:30  開 演 14:00
・会 場 未 定
・指 揮 小久保 大輔
・演 奏 鎌ケ谷フィルハーモニック管弦楽団
・曲 目 ビゼー 『アルルの女』第1組曲・第2組曲
          ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
    ラ ロ   《スペイン交響曲》 ニ短調 作品21 *
          * ヴァイオリン独奏 丹羽 道子

来年2月に予定されている「ファミリーコンサート 2020」では、ラロの「スペイン交響曲」が演目にあがっています。
「交響曲」という名前ですが、中身はヴァイオリン協奏曲。
コンサート・ミストレルの丹羽さんの素晴らしい演奏が聴けます。



当日配布されたプログラムには、この3月末に開かれる 鎌吹の定期演奏会の案内が入っていました。
ディズニー・メドレーが楽しそうですね。

鎌吹 定期演奏会のチラシ


2019年2月1日金曜日

2019.02.16 囃子水から鳥さんぽ(環境課主催)



今年も環境課の主催による「冬の自然観察会」が開かれます。
囃子水公園を起点とした野鳥観察会(探鳥会)です。
詳細は、以下の「広報かまがや」の記事をご覧ください。

「広報かまがや」 2019年2月1日号 7面より