2013年10月31日木曜日

鎌ケ谷の野馬土手(10) 鎌ケ谷一丁目ふれあいの森にある野馬除土手跡

野馬土手めぐり(市域南)コース」を新京成電鉄の踏切を越えて 東に進むと、左手に川慈公園が見え、右手にはこの11月2日に開園予定の「鎌ケ谷一丁目ふれあいの森」が見えてきます。
この「ふれあいの森」の道路沿いに野馬除土手が残っています。

写真の左奥が川慈公園、右側は土手のある「鎌ケ谷一丁目ふれあいの森」


「広報かまがや」 2013年11月1日号の記事から

ここは、以前 ブロック塀でおおわれていて野馬除土手がよく見えませんでした。

ブロック塀におおわれていた頃の状態


隣にある自治会の「川慈遊園地」は、今は鎌ケ谷市の「川慈公園」です


ブロック塀が取り払われて土手が見えるようになりました


土手の上から見下ろしたところ


ふれあいの森として整備が進んでいます 右が野馬除土手

ふれあいの森としての整備は現在進行形です。
今後さらに野馬除土手について調べ、ご報告していきたいと思います。



2013.11.08 追 記

開園式が行われた11月2日(土)に撮影した写真です。

入口には看板が設けられました  (テープカットを撮りそびれました)
 
 
公開された森の中を歩く開園式出席者


道路側から見たところ


野馬除土手のようす


2週間前と見比べると、下草やツタが取り払われていることがわかります


丸山地区から鎌ケ谷大仏駅までの近道ができました 夜は暗いので注意

その後、街灯がつけられました。
以下をご参照ください。

 ➜  2014.04.07 鎌ケ谷一丁目ふれあいの森 その後

当日、お茶やタオルと一緒に配られた紅白の花の種(袋の表)


花の種(袋の裏)


 ➜ 鎌ケ谷の野馬土手(11) 船橋市咲が丘に残る下野牧の捕込跡


2013年10月30日水曜日

鎌ケ谷の野馬土手(9) 囃子清水七面堂前の勢子土手跡

かつては、根郷川支谷に面した旧道野辺村・字北原(現在の富岡3丁目)から一本の勢子土手が始まり、コープ鎌ケ谷店の北東を抜け、囃子水まで続いていました。

この勢子土手の一部は、囃子清水七面堂前に残る土手以外に、道野辺中央1丁目と富岡2丁目の境にも残存しています。
それを先に見ておきましょう。

博士タイレストラン「Hakase Thai」の裏にある道を北に進み、突き当たったところを右に行くと土手が見えてきます。

閑静な住宅地の中に空き地があり その奥に土手が残っています


土手に近づいたところ 草の刈ってある場所も斜面になっています


 土手の上から見下ろしたところ かなりの高さがあります


追 記 冬場の様子 野馬土手の形状が分かります (2016.02.15 撮影)

この土手を お仲間の kiさんやTさんとともに〈発見〉したときは、とても驚きました。

では、本題である 囃子水の北に残る勢子土手の跡を訪ねてみましょう。
コープ鎌ケ谷店横の道をまっすぐに進み、薬の福太郎(旧サトームセン)の向こう側の道に突き当たったら左折します。
この道を行くとマンションが見えてきますので、さらに進みます。

大きなマンション2棟を過ぎたところに 野馬土手は現れます


上の写真と反対の方向から見た野馬土手


囃子清水七面堂 妙蓮寺が別当寺となっています


市教育委員会による神社についての説明板

勢子土手は神社の境内で終わります。
その先は、クレーターのように深い囃子水の湧水地となっています。

かつては境内から囃子水へと下りることができましたが、今は通行禁止


道路に面している囃子水公園への入口 鉄の門扉を開けて入ります


都市計画課による囃子水公園の説明板


囃子水公園 道野辺第一雨水貯留池にもなっています


囃子水の風景 野馬の水呑み場だった可能性が高いといわれています


春には藤棚のフジが 美しく花を咲かせます

囃子水の北に残る土手は勢子土手ですが、友人の kiさんの話では、かつて囃子水から南の方面にかけて築かれていた土手は野馬除土手であるとのことです。

 ➜ 鎌ケ谷の野馬土手(10) 鎌ケ谷一丁目ふれあいの森 野馬除土手跡


2013年10月29日火曜日

鎌ケ谷の野馬土手(8) 「野馬土手在りき」の木柱

今回から7回にわたって、本市の南の方面に残る〈野馬土手跡〉と〈野馬の水呑み場跡〉をめぐってみることにします。
全コースで約5kmほどの道のりですので、ゆっくり歩いていっても 7カ所全部を1時間半で回れるでしょう。

野馬土手めぐり(市域南)コース

地図データは 国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものを利用しました

      コープ鎌ケ谷店にある「野馬土手在りき」の木柱
      囃子清水七面堂前の勢子土手跡
      川慈公園隣の野馬除土手跡
      船橋市咲が丘に残る下野牧の捕込跡
      野馬の水呑み場跡(東武団地調整池)
      稲荷前三差路近くの勢子土手跡
      山屋食品の南に残る勢子土手跡


今回ご紹介するのは、コープ鎌ケ谷店敷地の北東、道路沿い見える「野馬土手在りき」の木柱です。

木柱の 左は鎌ケ谷郵便局、右はコープ鎌ケ谷

この木柱の存在は、友人の Iさんから教わりました。
Iさんが近くに住んでいる人に聞いた話では、コープができる前には、野馬土手がこの辺から囃子水の方へ向かってずっと延びていたそうです。

この木柱については、青木更吉氏も その著書『野馬土手は泣いている』の中でふれています。

木柱の後ろから向こうまで見とおせます

明治13年発行の迅速測図「鎌箇谷驛近傍村落」を見ると、ここにあった勢子土手が茶色い二重線で はっきりと描かれています。
現在の地図と照らし合わせながら見てください。

コース図とほぼ同じ区域を切り取った迅速測図

      コープ鎌ケ谷店にある「野馬土手在りき」の木柱
      囃子清水七面堂前の勢子土手跡
     レストラン「ドクトーレ」の北にある勢子土手跡
      川慈公園隣の野馬除土手跡
      船橋市咲が丘に残る下野牧の捕込跡
      野馬の水呑み場跡(東武団地調整池)
      稲荷前三差路近くの勢子土手跡
      山屋食品の南に残る勢子土手跡

ついでながら「鎌箇谷驛」は、現在の東武線鎌ケ谷駅ではありません。
鎌ケ谷大仏にほど近い「鎌ケ谷宿」があったところを指しています。

「管理 生活協同組合ちばコープ」とあります

こんな木柱が立っているというのは、何だかとても嬉しいものです。
でも、木柱は 石碑と違って歳月の中で朽ちていってしまいます。
時期が来たら、ぜひ堅固なものに建てかえてほしいと願っています。

次回は、ここにあった野馬土手が続いていた囃子清水七面堂前の勢子土手を取り上げます。


 ➜ 鎌ケ谷の野馬土手(9) 囃子清水七面堂前の勢子土手跡

 

2013年10月24日木曜日

「鎌ケ谷市民まつり」 の記録写真から

鎌ケ谷市民まつり」に関する全記事を見るには、ここをクリック


会場等は以下のとおりです

開会セレモニー  新鎌ケ谷駅前ロータリー
騎馬武者行列   貝柄山公園→初富稲荷神社→イオン前→市庁舎前

第一会場     新鎌ふれあい公園
第二会場     新鎌ケ谷駅前ロータリー
第三会場     市役所

福島県フェア   アクロスモール鎌ケ谷 2階

あっちこっち飛び回って撮っていたのですが、結果的に第二会場と第三会場は 準備のようすの写真が主になってしまいました。
何人かで撮影箇所をきちんと分担しないと、まんべんなく記録できないということがわかりました。
足らぬところは、以下のページの写真等をご参照くださいますよう。

➜ 「すぅ・ぷのこんなに食べてやせるのか」
  鎌ケ谷市民祭り ~フリー(過ぎる)バザール


開会セレモニー 1 鎌ケ谷高校吹奏楽部による演奏


開会セレモニー 2 清水市長あいさつ


開会セレモニー 3 「きらり鎌ケ谷体操」


開会セレモニー 4 中部小学校ブラスバンドによる演奏



騎馬武者行列 1 馬の蹄鉄がすべらぬようマンホールの蓋にはゴムシート


騎馬武者行列 2 ベストショットをねらう人びと (貝柄山公園)


騎馬武者行列 3 発祥の地へ600年ぶりの凱旋 (イオン前三差路)


騎馬武者行列 4 南相馬から 遠路はるばるありがとう (市庁舎前)



第一会場 1 お借りした馬のトランポリン 元は JRA のもの


第一会場 2 毎年恒例のSL 後尾のSLが石炭を焚いて走っていました


第一会場 3 数々の食べ物の出店とステージを楽しむ皆さん


第一会場 4 B級グルメ  KAMA-1 グランプリの発表



第二会場 1 出店 準備のようす


第二会場 2 本部 準備のようす


第二会場 3 出店が次々とできていきました


第二会場 4 3基のお神輿がそろいました



第三会場 1 「復興支援フェスタ」 学校関係参加者の準備のようす


第三会場 2 「復興支援フェスタ」 消防署の準備のようす


第三会場 3 盛り上がったサンバ演奏 踊り子たちも登場しました


第三会場 4 自連協主催「ふれあいラリー」ゴール 準備風景



アクロスモール鎌ケ谷の2階で開かれた「福島県フェア」