2014年5月30日金曜日

変わりゆく風景 (3) 新京成線 北初富駅移転 (その2)

北初富駅が移転したのは、2014年2月22日(土)の夜更け。
それから3カ月ほど経って、慣れ親しんだ旧駅舎は完全に姿を消してしまいました。
以下の写真を撮ったのは5月19日。
その1週間前に旧駅舎は取り壊されたと、工事の警備に当たっている人から聞きました。

旧駅舎は もう跡形もありません


駅舎の次には プラットホームの撤去にかかっているようです


旧駅舎と新駅舎の位置図


移転が終わっていても、まだ工事中という感じの新駅舎


新駅舎への入口 この一カ所だけです


改札口付近の様子 いかにも仮駅舎といった造り


新津田沼方面に行くには、階段を下りて反対側のプラットホームへ


千葉中央行きの電車が入線 奥が進行方向


新駅の近くは まだ工事中です


くぬぎ山駅方面 旧駅舎のあったところに空が見えます


新鎌ケ谷駅方面 高架へと切り替える作業が進んでいます


高架化のお知らせ 北初富駅・駅舎の位置は今のまま、高架となります

3年後には、北初富駅 ー 新鎌ケ谷駅 ー 初富駅 が高架で結ばれます。
そのとき、それぞれの駅周辺はどのように変貌しているでしょう。

 

2014年5月29日木曜日

2014.05.28 身近に見る植物

近所を歩くと、様々な植物が目に入ってきます。
野草も、園芸種も、それぞれに見ていて楽しいです。

カルミア(アメリカシャクナゲ) 蕾は金平糖の形

アメリカシャクナゲは ツツジ科カルミア属であり、その学名は Kalmia latifolia L. です。
リンネの弟子である植物学者ペール・カルム(Pehr Kalm)の名にちなんで、リンネにより命名されています。
学名の最後に付されている「L.」の一文字は、命名者がリンネであることを示しています。


スイカズラ とても甘い匂い


コウゾの実


サルトリイバラの実


ヤエムグラ 花をつけています


ドクダミ 一風変わった形の花


アカツメクサのピンクの花


シロツメクサの白い花


アマドコロの実


シダ植物らしい形に成長したワラビ


アップルミント 空き地に繁茂していました


追 記 2014.08.08 ペパーミントの花(南部公民館)


ミツマタの実


黄色い葉のヒイラギナンテン


ツゲの小さな花


ハナユ(花柚)の木とアゲハの幼虫

 

2014年5月28日水曜日

2014.05.20 武西・戸神で見た昆虫 (印西市)

印西市の里山調査で武西から戸神にかけて歩きました。
多くの植物を観察することができましたが、今回は 昆虫に絞って載せたいと思います。

自然観察のときには、IH氏とASさんのお二人が昆虫に関する先生として、自分ひとりでは見逃してしまう昆虫について気づかせてくれます。
名前だけではなく、その昆虫の特徴や習性についても実地に教えていただく よい機会となっています。

ウンモンスズメ 見事なドレスをまとっています


クサカゲロウの一種 目が可愛い


ジョウカイボン 中の脚を大きく張り広げています


ナナフシの一種(幼虫) 食事中


ホウズキカメムシ 太く立派な後脚です


ホシハラビロヘリカメムシ(星・腹広・縁・亀虫) 交尾中


モンシロチョウの蛹 この蛹は緑色(黄色もあり)


ルリタテハの幼虫 突起の色が先端に向けて微妙に変化しています

 

2014年5月21日水曜日

鎌ケ谷で見られる草本(5) シャガ

鎌ケ谷市東中沢には、シャガの花が咲く水辺があります。
シャガは キジカクシ目 アヤメ科 アヤメ属の植物であり、水辺に群生し、美しい花をつけます。
「東中沢ふれあい緑道」や「めだかの郷」で見ることができます。

以下は、「東中沢ふれあい緑道」で 2013年4月9日に撮った写真です。
とてもきれいに咲いていました。

群生しています


とてもきれいな花です


アップでもう一枚

初めて見たときには、花の名前がわかりませんでした。
家に帰ったあと調べてみました。
図鑑を調べてもすぐには見つからないので、ネットで「白い春の花」を画像検索してみました。
すると、すぐに見つかりました。

  ➜ Google(画像検索) 「白い春の花」

ネットとは便利なものです。

名前がわかったので、再び図鑑で調べました。
園芸種だとばかり思っていたら、なんと野生種でした。
アヤメ科で、漢字では「射干 ・ 著莪 ・ 胡蝶花」などと書くようです。
学名は Iris japonica です。「日本の」とついていますが、中国原産であり、かなり昔に日本に入ってきた帰化植物だそうです。
多年草で、湿った場所を好むようです。
近所の懇意にしている人にきいたら、「うちの庭にも生えているよ」と言って 見せてくれました。

この植物は三倍体であり、実を結ぶことがなく、根茎で増えますが、これの意味するところはすべてのシャガは同一のDNAをもつクローンであるということです。
植物に詳しい方と話していて気づかされました。


以下は、「めだかの郷」で 2014年5月14日に撮った写真です。
なお、この場所は 「めだか」と名前が付けられていますが、「メダカ」はいません。
いるのは、似て非なる「カダヤシ」です。

「めだかの郷」には 搾り水(湧き水)が静かに流れています


上の写真に写っている橋の左手の水辺


同じく橋の右手の水辺


シャガの花が水に映えて とてもきれいです

5月も下旬となったいまでも元気に咲いています。

「東中沢ふれあい緑道」のシャガは もうまったく花をつけていませんので、生えている環境により花の寿命も違うようです。

「めだかの郷」の近くには鳥がやってくる池があり、写真を撮っている人をよく見かけます。
私は、鳥ではなく、以下の写真を撮りました。

池の端に姿を現したウシガエル  2014.05.19 撮影

2014年5月6日火曜日

鎌ケ谷の大師堂(11) 2014年 東葛印旛大師「送り大師」
  結願 寿量院(柏市塚崎)

「送り大師」結願が行われた5月5日の朝には 雨が降っていましたが、結願の頃にはやんでくれました。

柏市塚崎にある寿量院の近くで待っていると、午前11時の少し前ごろ、遠くの方から お練り行列がやってきました。
行列は千人を超える人数。 見ていて圧倒されました。

露払いを先頭に 遠くからお練り行列が近づいてきます


千人を超える大行列 太鼓が打ち鳴らされています


道路を埋めつくす 巡拝の皆さん方


僧侶の方々 紫の法衣の僧侶は寿量院住職


寿量院に到着 境内は人でいっぱいです


本堂の前で結願式が執り行われました。

結願成就の回向柱 除幕 般若心経等が唱和されました


結願式の次第 来賓として 柏市長や県会議員の皆さんがみえていました


回向柱から本堂に向かう五色の綱は 本堂のご本尊に結ばれています


結願式の後、境内を見て回りました。


寿量院の大師堂


寿量院は 本来 第76番の札所でしたが 第18番の札所も移されました


大師像も二つ安置されています


結願式の後にも、豪壮な太鼓とともに般若心経が唱えられました


結願式が終わってしばらくして、また雨が降り出しました。

来年の結願区は柏市逆井、結願寺は 第69番札所である観音寺(誓光寺)だそうです。
古い絵地図には「六十九 観音堂」などと書かれています。

「送り大師順路絵馬」書き写し版の一部 (柏市大井・福満寺所蔵)