2016年5月29日日曜日

2016.05.29 身近な植物 (5月下旬 ➂)

(9)


近所の公園で見た植物です。

コレオプシス・グランディフロラ(Coreopsis grandiflora) でしょうか
和名 ホソバハルシャギク(細葉波斯菊) キク科 ハルシャギク属
キンケイギク(金鶏菊)ともよばれるようです


フキ(蕗)と ツワブキ(艶蕗、石蕗)が 隣り合って生えていました

 
ガクアジサイ(額紫陽花)の花  1


ガクアジサイの花  2


ガクアジサイの花  3


ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草) 雌しべ柱頭は 4裂


オキザリス ・トライアングラリス (Oxalis triangularis) 葉が三角形です


オキザリス ・トライアングラリスの花



(10)


知人宅でベリー類を見せてもらいました。
最初にブラックベリーです。

ブラックベリー(英 Blackberry)  1  蕾
バラ科 キイチゴ属


ブラックベリー  2  花  花弁は5~7枚とのこと



ブラックベリー 3 花の中心に実ができはじめています



ブラックベリー 4  実  熟すと 名前のとおりに黒くなります


次は、同じキイチゴ属のラズベリーの実です。

ラズベリー(英 Raspberry)の実  1 実の出来はじめ
バラ科 キイチゴ属


ラズベリーの実  2 実らしくなってきています

最後に、ブルーベリーの実です。
ブルーベリーは、キイチゴ属ではありません。

ブルベリー(英 Blueberry)の実 熟すと青くなります
ツツジ科 スノキ(酢の木)属

ラズベリーとブルーベリーは、もう花が見られませんでした。


2016年5月25日水曜日

2016.05.21 身近な植物 (5月下旬 ➁)

(5)


春から夏へと季節が移る時期になりました。
春の花 ハルジオンから 夏と秋の花 ヒメジョオンへと 移り変わる時季です。

ヒメジョオン(左) と ハルジオン(右)
ハルジオンの花期から ヒメジョオンの花期へ


ヒメジョオン


ヒメジョオンの花は クッキリとしています


ヒメジョオンの茎を折ってみると、中が白い髄で詰まっています


参 考 ハルジオンの茎は、中空です


ヒメジョオンの葉 細長い形をしています


ハルジオンの葉 やや丸い形をしています



(6)


市制記念公園の草むらで見た植物です。

シロツメクサとアカツメクサが 隣り合って咲いています


ツメクサの仲間の近くでは、ニワゼキショウの仲間が花を咲かせていました。
ニワゼキショウの仲間には、大きくいってニワゼキショウとオオニワゼキショウがありますが、これらの違いがよく分かりません。

色の違うニワゼキショウの仲間が 隣り合って咲いています


薄青色のニワゼキショウの仲間


薄紫色のニワゼキショウの仲間

上の薄青色の花を咲かせているのが オオニワゼキショウで、下の薄紫の花の方は ニワゼキショウかもしれません。
隣り合って咲いているので交雑種かもしれません。
これら2種の判別は難しいもののようです。


よく知っている植物も、全体の形が見えたり、開ききっていない花が見えたりすると嬉しくなってしまいます。

ブタナの根出葉(地面から直接出る葉)の形がよく分かります


イモカタバミの花のすぼみ方が よく分かります


一見するとトベラによく似ている シャリンバイが花を咲かせていました。
散りかけの花にコアオハナムグリがやってきています。

シャリンバイの花とコアオハナムグリ



(7)


粟野地区公園に ムサシアブミが大きな葉を広げていました。

ムサシアブミ ウラシマソウ、マムシグサと合わせて御三家です

➜  ムサシアブミ
➜  ウラシマソウ
➜  マムシグサ


ムサシアブミ 上のムサシアブミとは別の株です

大きな葉は、サトイモ科だということを思い出させてくれます。
春先の姿とは とても違うので、驚かされます。

参 考 春先のムサシアブミ (2015.04.04 撮影)

秋になると葉を落とし、真っ赤な実をつけます。

参 考 ムサシアブミの実 (2015.11.21 撮影)



(8)


近所で見た花や実です。

ヒルザキツキミソウの花 花弁は4枚


ビワの実が大きくなってきていました


シュンギク(春菊)の花 ツートンカラーです


ヤブヘビイチゴの実でしょうか
ヘビイチゴの実より 二回りぐらい大きかったです


2016年5月20日金曜日

2016.05.20 身近な植物 (5月下旬 ➀)

(1)


近所をのんびりと散歩しました。

イモカタバミの葉のしぼみ方を見たら、カタバミとは違っているようです。

イモカタバミ 垂れていた小葉が 平らに持ち上がりはじめています


アメリカオニアザミの蕾


参 考 アメリカオニアザミの花 (2015.06.24 撮影)



(2)


かつての春木川(いまの名前は国分川こくぶがわ)沿いを歩いたときに見た植物です。

アカツメクサ 別名 ムラサキツメクサ


ヘラオオバコ


デロスペルマ・クーペリ (別名 耐寒マツバギク)
花びらがピカピカと光っています


ナヨクサフジ(弱草藤)でしょうか?


オオキンケイギク きれいな花なのに特定外来生物に指定されています
在来種に悪影響を与える恐れから、栽培や販売は禁止


クワの実



(3)


鎌ケ谷カントリー倶楽部の生け垣沿いに見た植物です。

スイカズラの花は、「金銀花」とよばれることがありますが、これは、はじめ白い花が徐々に黄色くなり、一つの枝に白い花と黄色い花が同時に見られることによります。

スイカズラ

花弁は筒状ですが、上下2枚の唇状に分かれており、上唇はさらに4裂していることが分かります。

スイカズラ こちらは黄色くなり始めた花


ウツギの花も咲いていました。

ウツギ 別名 卯の花


ウツギの花


ガマズミの蕾が見られました。

ガマズミの蕾

ガマズミの小さな花は、こんもりと集まって咲きます。

参 考 ガマズミの花 (上福田にて 2016.05.19 撮影)


参 考 透明感のあるガマズミの実 (岡発戸にて 2014.10.27 撮影) 


ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)が実をつけていました。

ヤハズエンドウ 別名 カラスノエンドウ 別名は この実の色から命名?



(4)


中沢の谷津を歩いていて見た植物です。
まず、小さな花の植物たち。

オランダガラシ 別名 クレソン


オランダガラシの花


ヤエムグラ


ウシハコベ

キツネノボタンの花や実が見られました。

キツネノボタン 1 花びらの黄色が白く抜けていきます


キツネノボタン 2 白くなった花びら


キツネノボタン 3 果実