2017年3月31日金曜日

「昔なつかしい鎌ケ谷の民具 ➀ 後期」 展 (郷土資料館)

郷土資料館における「昔なつかしい鎌ケ谷の民具 ➀ -生業の道具-」展。
後期の展示が始まりました。

民具だけではなく、昔懐かしい写真も多数展示されており、必見です

「広報かまがや」 2017年3月15日号 掲載


「昔なつかしい鎌ケ谷の民具 ➀」 チラシ 表


「昔なつかしい鎌ケ谷の民具 ➀」 チラシ 裏


「ちいき新聞」の鎌ケ谷版に紹介記事が載っていました。
オリジナルな情報に溢れた とても立派な紹介記事です。
この企画展のタイトルに 「➀」 とついている理由も書かれています。

「ちいき新聞」 2017年3月31日号 一面より

学芸員による「ギャラリートーク」は、以下の日時に行われます。

  4月 2 日(日) 13:30~14:30
  4月15日(土)    〃
  4月25日(火)    〃
  5月10日(水)    〃
  5月18日(木)    〃


追 記 2017.04.15

ギャラリートークを聞きにいってきました。
お話を聞いてみないと分からないことばかりで、面白かったです。
ぜひ、ギャラリートークのあるときに行かれることをお勧めします。

館長さんによる懇切な説明


昔、鎌ケ谷から切り干し大根を出荷していたころの 珍しい道具


2017年3月28日火曜日

2017.03.28 身近な植物 (3月下旬 ➁)

(1)


立ち寄った先で見た黄色い花々。

アブラナ(油菜) アブラナ科 アブラナ属 春の代名詞、菜の花です


「ヒメリュウキンカ」(姫立金花、学 Ficaria verna
キンポウゲ科 フィカリア属
別名 セランダイン(レッサー・~)、 パイルワート


セイヨウタンポポ(西洋蒲公英) キク科 タンポポ属


ノゲシ(野芥子) キク科 ノゲシ属


カタバミ(酢漿草、片喰、傍食) でしょうか
カタバミ科 カタバミ属


(2)


よく立ち寄るところで、以前に見たものとは違う柄の花をつけた「ラナンキュラス」を見ました。
「ラナンキュラス」の花は、実に多様なので驚かされます。

なお、「ラナンキュラス」の和名は「ハナキンポゲ」(花金鳳花)ですが、こうよばれることは稀なようです。

「ラナンキュラス」(学 Ranunculus asiatics) 1
キンポウゲ科 キンポウゲ属


「ラナンキュラス」 2


「ラナンキュラス」 3


「ラナンキュラス」 4


2017年3月24日金曜日

2017.03.22 身近な植物 (3月下旬 ➀)

(1)


「庭のアンズの花が咲いたよ」と友人が教えてくれました。
カメラを持って写真を撮りに行きました。

左は アンズ、 右は ギンヨウアカシア(通称 ミモザ)


アンズ(杏子、杏) 1 バラ科 サクラ属


アンズ 2 花色には品があります


チューリップ(英 tulip) ユリ科 チューリップ属 蕾が大きくなりました


チドリソウ(千鳥草) キンポウゲ科 ヒエンソウ属 葉が伸びています


(2)


近くを散歩しました。

ホトケノザオオイヌノフグリヒメオドリコソウヤハズエンドウが混生


サクラの一種 バラ科 サクラ属 品種名は不明


アジサイ(紫陽花) アジサイ科 アジサイ属


湧水の流れに浮かぶ 椿の花


ヤエムグラ(八重葎) アカネ科 ヤエムグラ属


コノテガシワ(児の手柏、側柏葉) ヒノキ科 コノテガシワ属


濃い紫色の花は ホトケノザ(仏の座) シソ科 オドリコソウ属
薄い紫色の花は ツタバウンラン(蔦葉海蘭)オオバコ科 ツタバウンラン属


ギシギシ(羊蹄) タデ科 スイバ属


2017年3月20日月曜日

2017.03.19 身近な植物 (3月中旬 ➂)

(1)


近くの公民館の裏庭で咲いていた桜などの花です。
この辺りでの ソメイヨシノの開花は、1週間後と予想されています。


サクラには多くの種類があるようで、以下のサイトを見ても、何というサクラなのか分かりませんでした。

➜  (国) 森林総合研究所  多摩森林科学園 主なサクラの開花時期



ほかに花をつけていた樹木は、同じバラ科 サクラ属である 桃や梅でしょうか 。(これらにも、多くの種類があるようです。)







(2)


庭を見たら小さな野草が育っていました。

ホトケノザ(仏の座) シソ科 オドリコソウ属


オオイヌノフグリ(大犬のふぐり) オオバコ科 クワガタソウ属
この写真の花色は、紫色に近い実際の色が 正しく反映されています


ヒメオドリコソウ(姫踊り子草) シソ科 オドリコソウ属


コハコベ(小繁縷) ナデシコ科 ハコベ属 単に「ハコベ」とも言います


アメリカフウロ (アメリカ風露) フウロソウ科 フウロソウ属


ミチタネツケバナ(道種漬花)
アブラナ科 タネツケバナ属


2017年3月19日日曜日

2017.03.18 身近な植物 (3月中旬 ➁)

粟野地区公園とその周辺で見た植物です。

ナガバジャノヒゲ(長葉蛇の髭) 1 キジカクシ科 ジャノヒゲ属

以前の記事においては、 ナガバジャノヒゲ も ジャノヒゲ として扱ってきましたが、今後は区別することにします。

ナガバジャノヒゲ 2 旺盛な生命力で、どんどん繁茂していきます


大津川支川の長谷津水路沿いにはムラサキハナナの花が咲いていました。

ムラサキハナナ(紫花菜) 1 アブラナ科 ムラサキハナナ属

ムラサキハナナは、その別名に、オオアラセイトウ (大紫羅欄花)、ショカツサイ(諸葛菜)、シキンサイ(紫金菜)などがあります。

そのため、ムラサキハナナ属は 、オオアラセイトウ属やショカツサイ属ともよばれるようです。

ここでは、 大場秀章『植物分類表』(アボック社 2011) 初版第3刷(訂正入) に拠り、「ムラサキハナナ属」とします。

ムラサキハナナ 2 4枚の花弁は アブラナ科の特徴


「春の御三家」とでもいうべき、ホトケノザ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウが出そろいました。

ホトケノザ(仏の座) 1 シソ科 オドリコソウ属


ホトケノザ 2 茎が四角いのはシソ科の特徴

ホトケノザは、陽当たりのよいとこを好むようです。


オオイヌノフグリ(大犬のふぐり) 1 オオバコ科 クワガタソウ属


オオイヌノフグリ 2 実物は この写真よりも紫色がかっています

オオイヌノフグリは、ヒメオドリコソウよりも早く咲くようです。


ヒメオドリコソウ(姫踊り子草) 1 シソ科 オドリコソウ属 


ヒメオドリコソウ 2 ホトケノザと同属です


土留めのコンクリート板の隙間から伸びて花を咲かせていました。

すごい生命力です 左は ヒメオドリコソウ、右は オオイヌノフグリ


「春の御三家」たちの混生が見られました。
様々な混生がありましたので、興味深く感じながら写真を撮りました。

ここでは、ホトケノザ オオイヌノフグリナズナ が混生


ここでは、オオイヌノフグリヒメオドリコソウ が混生


ここでは、ヒメオドリコソウ  ヤハズエンドウ が混生


近くの畑では 菜の花が咲いていましたが、その種が何なのか分かりませんでした。
アブラナ科の植物の多くは、似たような黄色い花を咲かせます。

アブラナ科の植物 いわゆる「菜の花」