成田市上福田の交差点近くでは、こんな木が花を咲かせていました。
細道の上に枝垂れています |
とてもいい匂いが上から降りてきます |
白い花が下向きにびっしりとついています |
わからないと何でも人にきく私です。いろんな人にききました。
答えは一様に「エゴノキですね」でした。
みんなが「エゴノキの花はきれいだ」と言っていた意味がわかりました。
今回も、まるで知らないことだらけであることを自覚した私でした。
なお、このエゴノキは、鎌ケ谷でもよく見かける樹木です。
追 記 2014.05.17
ほぼ一年後に、同じ場所にエゴノキの花を見にいきました。
去年ほど花がついていませんでした。
今年は遅いのでしょうか。
エゴノキの花 (成田市上福田) 2014.05.15 撮影 |
この追記 おわり
追 記 2014.05.29
上の写真を撮った日の2週間後にまた行ってみました。
花はまだ咲いていたものの、昨年のようにどっしりとはついておらず、上からよい匂いが舞い降りてもきませんでした。
エゴノキの花 (成田市上福田) 2014.05.29 撮影 |
この追記 おわり
実についての追記 2013.07.15
近所のさまざまな場所で エゴノキに実がつきました。
緑がかった白い実です。
熟すと茶色くなるようです |
別の枝には花のようなものが見えます。
いったい何でしょう。
エゴノキに 咲く花のごと 虫の瘤 |
これは、花でも実でもない「虫こぶ」です。
猫の足に似ていることから、エゴノネコアシフシという名前。
ひとつの膨らんだ部屋の中には、アブラムシの幼虫が1匹。
T観察会代表のSさんのお話では、エゴノキの側芽にアブラムシ(エゴノネコアシアブラムシ)が卵を産みつけるとこうなるのだそうです。
卵が孵って幼虫が分泌する物質の影響で、エゴノキの芽の細胞分裂に異変が生じてこのような形になるとのことです。
昆虫と植物との関係には、すごいものがあります。
なお、アブラムシは、春から夏にかけては X染色体を2本持つ雌が 卵胎生単為生殖をするそうです。
(写真 2013.07.14 松戸市・根木内歴史公園にて撮影)