2015年6月25日木曜日

2015.06.24 身近な植物 (6月下旬)

いつも歩いているコースの途中にある林縁には、ウラシマソウが多く見られます。
6月の下旬、すでに あの仏炎苞の姿はなく、立派な実がなっていました。

ウラシマソウを特徴づける葉の形です


仲よく並んでいるウラシマソウの実


このウラシマソウの実は大きいです

林縁横の道を下り、谷津の方へと足を進めました。

ススキ(芒、薄) 別名は 尾花、茅(「」とも書きます) 茅葺きの材料



ヨシまたはアシ(葦、芦、蘆、葭) これも茅葺きの材料


カナムグラ(鉄葎) 肌を傷つけるトゲトゲの茎


オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉) ♂


ヒメジョオン(姫女菀) いかにもキク科らしい花です

途中、あじさいの里で見事なアジサイを鑑賞し、写真を撮りました。
次回の記事で、その写真を掲載します。

さらに、谷津に続く住宅地の方へと向かいました。

アメリカオニアザミ(アメリカ鬼薊) すごい名前です


アメリカオニアザミの花自体は とてもきれいです


シロタエギク(白妙菊) 黄色い花が咲くのですね


ブラックベリーの実 これから黒く熟すそうです


アジサイのような花の塊 ハンドボール大です

上の花は、アメリカノリノキ(アメリカ糊の木)の栽培品種「アナベル」であるようです。
アジサイ科であり、別名はセイヨウアジサイとのこと。


これは何の蕾でしょう?

答は下の写真の植物であるようです。
一般的に「メドーセージ」として知られますが、正しくは「サルビア・ガラニチカ」(学名 Salvia guaranitica)といい、サルビアの仲間であるようです。
シソ科アキギリ属です。 同属のキバナアキギリが思い出されます。

サルビア・ガラニチカ(通称 メドーセージ)の花


庭に小さなツユクサが咲いていました。

朝の陽に 露草みて 光りたり

ツユクサ(露草)の 花弁は3枚 です(下部の1枚は白くて小さい)。
ツユクサには6本の雄蕊おしべがあります。
そして、葯の形は3種類あります。
 (1) 花弁に近いところには、蝶のような形をした X字形雄蕊が3本
 (2) 中ほどには、Yを逆さまにしたような Y字形雄蕊が1本
 (3) 最も前に突き出ている O字形雄蕊が2本

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。

➜  花*花・flora ツユクサの雄しべ


ヤマブキ(山吹、棣棠) バラ科 ヤマブキ属


6月末の開花は ヤマブキとしては遅い方ですね