この神社は、北総にある宗像神社の中では西端に位置します。
所在地は、白井市清戸553番地です。
船橋カントリー倶楽部の南にあたります。
「清戸」の「戸」は、「きよど」というように濁って読みます。
もともとは「清土」と表記されていたもののようです。
『白井の地名』(白井市郷土資料館、2005) Pp.40-41 には、「清土」や「浄土」との関連について述べられています。
久しぶりに行ったら、神社の周囲が一変しており、鳥居が見つかりません |
以前の清戸宗像神社 鳥居周辺 (2012.02.02 撮影) 上の写真と同じ場所 |
この写真は、あの大震災の ほぼ11カ月後に撮ったものです。
鳥居は、このときには まだ建っていました。
しかし、2011・3・11の2年7カ月後に訪れた方のレポートには、すでに鳥居の姿がありません。 以下をご覧ください。
➜ び・び・びのびいすけ 宗像神社 《白井・清戸》 (2013年10月7日)
すでに鳥居は撤去されており、左にあった木も伐られていました |
割 込 2015.08.26
白井市郷土資料館の学芸員の方にうかがったところ、道路整備の関係で御神木を伐り、鳥居を後方に移すことになったのだそうです。
本殿にも併せて手を入れることになったようです。
割 込 終 了
なお、大震災前の神社の様子は、以下のサイトで見られます。
➜ 神の坐す場所 清戸宗像神社
宗像神社の参道 |
参道にあった敷石は、脇に積まれています |
神社があったはずの場所に 青いビニールシートが見えます |
どうやら修復中のようです |
社殿のまわりに覆い屋を建てるのでしょうか |
社殿の左には 深い樹林が続いています |
参道の左側にあった「清戸集会所新築記念」の碑 |
清戸集会所は、神社の右側にありました |
集会所の裏手には 狛犬や灯籠が置かれていました |
帰り際、鳥居の前にいると、道路を挟んで反対側にいた工事現場の警備員さんがやってきて、本殿を一時持っていったことを教えてくれました。
そのときの様子をレポートしたサイトがありました。
こうした記録は貴重です。
➜ 神社と花と光の写真 宗像神社 千葉県白井市清戸
追 記 2015.11.08
この9月の下旬に清戸の宗像神社に行く機会がありました。
前に訪れてから3カ月後のことです。
鳥居を建てる準備をしているようでした 立入禁止です |
本殿の胴葺きの屋根が 葺き替えられています |
清戸集会所の右隣に見える本殿 |
本殿全体の修復が終わっているようです |
平成27年(2015)11月に 神社の改修が終わりました。
一新された姿は 以下をご参照ください。
➜ 北総の宗像神社(7) <白井市・清戸> (その2)