2018年8月21日火曜日

散歩で見たもの (2018年 8月下旬 ➀) サルスベリ

(1)


お盆も過ぎました。
少しは涼しくなったので、東京国立博物館で開催中の「縄文展」を見にいきました。
この「縄文展」、正式な名称は『縄文-1万年の美の鼓動』展であるようです。

「縄文展」のチラシ おもて 遮光器土偶

行ってみたところ、来場者がいっぱいで、二つに分かれた展示会場のうち、第一会場では、展示された遺物のかわりに 人の背中を見るはめになりました。
幸運なことに、第二会場は すいていて、見たかった国宝の多くが間近に見られました。

「縄文展」のチラシ うら 火焔型土器などの国宝

写真は、一部の場所以外のほとんどで 撮影禁止となっていました。
調べたいこともあったので、2,400円の展示図録を買って帰りました。
この図録は よくできていて、今後 参考資料として使えそうです。


(2)


会場となった平成館の手前には、表慶館があります。
表慶館は、皇太子(大正天皇)の成婚記念として、明治41年(1908)に 片山東熊(かたやま とうくま)の設計で完成したものだそうです。

表慶館 右手に見える紅白の花はサルスベリ


赤花のサルスベリ(百日紅)
ミソハギ科 サルスベリ属


白花のサルスベリ


サルスベリは 平成11年(1999) 10月、
平成館の開館時に記念植樹されたとのこと


(3)


上野公園の木陰を縫って上野駅に向かいました。
その途中で、いつもお目にかかる野口英世像。
今回は、ちゃんと見ておこうと思いました。

野口英世像


銅像の説明書き


台石に刻まれたラテン語

説明書きには、この言葉は「人類の幸福のために」と訳されています。
しかし、「HUMANI GENERIS」とは どんな意味なのでしょう。
以下のサイトが大変参考になりました。

➜  タ  メタ  タ  ポーネーティカ 野口英世像のラテン語

『羅和辞典』をもっていても、格変化等がちっとも分からないので 調べることができず、宝の持ち腐れになっているのです。


銅像の右にある標示石 糸車は何の象徴か すぐに分かりますね

糸車について書かれているサイトがありました。

➜  学研 デジタル歴史館 銅像マップ-上野公園


(4)


上野駅が見えてきた頃、遠くに黒い煙が見えました。
そして、プラスチックの焦げたような臭いがします。

上野駅の向こうに黒煙が見えました

後で調べたら、どうやら車両火災のようです。

➜  まとめ・まとめ 首都高速1号上野線 上野付近で乗用車が燃える

上の記事を見て、この世は「ネット社会なのだな」とつくづく思いました。