2018年12月2日日曜日

変わりゆく風景 (9) 旧・鎌ケ谷第一給食センター と 近くの道標 (鎌ケ谷市・軽井沢)


1 旧・鎌ケ谷第一給食センター


以前、鎌ケ谷には 給食センターが二つありました。
第一給食センターが軽井沢に、 第二給食センターが東道野辺の手通 て つう公園の近く(旧・トレーニングセンターの隣)にありました。

第二給食センターの跡地の利用については、以下が参考になります。

➜ 鎌ケ谷市 旧第二学校給食センター及び旧トレーニングセンター跡地の活用方針(案)


二つの給食センターが統合されて、新しい給食センターが 旧・第一給食センターの近くに建てられ、2014年の4月から運用が開始されました。

新・給食センターの運用後も、旧・第一給食センターの建物は しばらく残っていました。
以下の写真は、2014年の10月に撮られたものです。

旧・第一給食センター 1 (2014.10.03 撮影)


旧・第一給食センター2 (2014.10.03 撮影)


旧・第一給食センター3 (2014.10.03 撮影)


旧・第一給食センター4 (2014.10.03 撮影)


2017年の10月下旬に近くを通りかかったとき、旧・第一給食センターの解体を行っていました。

旧・第一給食センターの解体 1 (2017.10.27 撮影)


旧・第一給食センターの解体 2 (2017.10.27 撮影)


2018年の11月下旬に近くを通りかかったときには、すっかり更地になっていました。

旧・第一給食センターの跡地 1 (2018.11.22 撮影)


旧・第一給食センターの跡地 2 (2018.11.22 撮影)


旧・第一給食センターの跡地 3 (2018.11.22 撮影)

この更地は、どうなっていくのでしょうか?

鎌ケ谷市議会議員 松澤 武人さんの 市政報告 「あした、輝け」第37号 (2017年6月)に、  この場所に関する情報が載っていました。
以下に引用します。

第一学校給食センター跡地に  貯留機能を備えた公園を整備予定

軽井沢に新たな学校給食センターが建設されて約3年経った(2017年6月時点)が、同じ軽井沢にある旧第一学校給食センター跡地には 地域のふれあいやコミュニティ活動の場として、公園やゲートボールなどの広場を整備するだけでなく、雨水貯留機能を備えた街区公園を整備する方針が決定された。

概算工事費は約4100万円、平成29年度に建物を取り壊し、国の補助制度の活用を検証し、平成30年度より実施計画に位置付けて整備を実施予定。


現在の学校給食センター (2014年4月 運用開始) (2014.10.03 撮影)


2 近くにある道標


旧・第一給食センター跡地の隣には、共同墓地・軽井沢の御堂・軽井沢自治会館があります。
共同墓地の角には、石塔が4基建っており、そのうち2基は道標を兼ねています。

庚申塔 1 文化14年(1817)建立
種字「हूंウーン 」と 「青」(面金剛) が浮き彫りにされています


庚申塔 2 側面に行き先案内が彫られています
右側には「東 志ろ井(白井)・軽井沢」とあります


庚申塔 3 左側には 「北 ふし可や(藤ケ谷)道」
     「南 かまかや(鎌ケ谷)道」とあります


馬頭観音塔 荷馬車中、大正14年(1925)建立
道標を兼ねており、左に「軽井沢」右に「佐津間」とあります
元は、時計回りに90°回転させた方角を 向いていたのではないかと思います

これらの石塔は、元々は今とは違う場所に建っていたのではないでしょうか。
飛行場の建設等に伴い、旧道が使えなくなったため、移設したのではないかと推察します。

(以上の石塔の写真は 2018.11.22 撮影)