2013年7月24日水曜日

2013.07.14 根木内歴史公園 観察会 (その2 景観)

今回は、根木内歴史公園の景観を中心に見ていきます。

上富士川沿いに溯っていき、霜田橋を渡って公園内に入ります。

上富士川に架かる霜田橋

公園の湿地は上富士川沿いにありますが、川は護岸工事がされており、湿地と川の間で水の循環はありません。

公園内から上富士川の水辺に下りる階段があります

湿地には木道が渡されていて、生育している植物をゆっくりと観察することができます。

松戸市公園緑地が設置した木道

市が設置した木道以外にも、ボランティア団体「根木内歴史公園サポーター  根っ子の会」のみなさんが手作りした木道が敷かれているところがあります。
湿地に隣り合って根木内城跡という中世の遺跡がありますが、そこに向けて敷かれている木道は「根っこの会」のみなさんの手によるものです。

湿地から根木内城跡へと向かう木道

小高くなった城跡がある場所からは湿地が見下ろせます。

緑陰を散歩する人が多く見られます

再び湿地に下りて公園内を散策します。
道が整備された場所もあり、そこから見る風景は谷津の景観に似ています。

上富士川と湿地の間にある遊歩道

根木内城は、上富士川と平賀川に挟まれた舌状台地の上に築かれました。
下の掲示板は、根木内歴史公園の概略とかつての根木内城の範囲を知るうえで参考になります。

図を見ると 根木内城は残存する遺跡の3倍の面積があったとわかります

次回は、公園内で見た植物をレポートしたいと思います。


 ➜  根木内歴史公園 観察会 (その3 植物)