郷土博物館の入口とその周囲 |
講座での学習のあと、博物館の展示やその周囲を見学しました。
まず はじめに、博物館入口の左に置かれている道標を見にいきました。
めずらしい道標です わかりやすいですね |
指さしている手の左の部分は着物のたもとです。
この部分の石の色が違っています。
どうやったのでしょう。芸が細かいです。
文政3年(1820年)に建てられたもので、説明書きによるとバイパス工事のため一時的に この博物館に移設されているそうです。
道路が完成したら、元の場所に戻されるとのこと。
この道標とそっくりなものが館内にも置かれていました。
外に置かれている道標のレプリカのようです |
外に置かれている本物が、元の場所に戻されたときに備えてレプリカを作ったのでしょう。
なかなか立派なことです。
本物と違って着物のたもとの部分がはっきりしません。
再び外の景色。
かつては この地にあった村上小学校が建設された際に植えられたというクスノキがそびえています。
堂々とした大樹です |
植えられたのは明治40年(1907年)のこと。
今から1世紀以上も前になります。
館内は広々としており、常設展と企画展の展示を見ることができます。
企画展は「昆虫展 in 八千代」と題した昆虫標本の一大展示です。
みごとな企画展の展示 |
前にも見たことがあるのに、モルフォ蝶の翅が、あんなにも青く金属のように光っているとは気づきませんでした。
この翅の輝きは、構造色によるものだそうです。カワセミの羽と同じですね。
写真撮影禁止となっていたので、代わりにチラシを載せます。
左の青い翅はモルフォ蝶のものです |
この企画展は9月1日(日)まで です。
小・中学生たちの夏休みの期間を開催期間としたようです。
詳しくは八千代市のサイトにある以下のファイルをご覧ください。
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/content/000028976.pdf
この企画展は、足を運んで見る価値があると思いました。
八千代市立郷土博物館は、「季節展示」というものを継続的に行っているようで、いまは「七夕と盆行事」について展示しています。
知っているようで 知らないこと |
お盆について詳しく説明がなされていて、大変参考になりました。
お盆に関する一般的な知識が得られるとともに、八千代市域におけるお盆の時期の様子がわかります。
お盆についての説明 |
お盆で使われるものの展示 |
八千代市域における お盆のスケジュール |
個人的に興味をもっているガラガラについての展示もありました。
これについては、以前の記事に追記してあります。
➜ 白井市神々廻で目にしたもの
常設展は時間がなくてゆっくりと見られませんでした。
いずれ ご紹介したいと思います。
市域を流れる新川(印旛疏水路)に平行して車で走り、起伏のある地形を楽しみながら帰ってきました。