環境課の主催で 素晴らしい植物画の数々が、鎌ケ谷市東部学習センターにおいて 3月17日(月)~30日(日)の間、展示されています。
この展示の概要は、以下のとおりです。
「広報かまがや」 2014年3月15日号 掲載記事 |
鎌ケ谷市では継続的に野生植物の調査を行ってきていますが、その一端として、専門の画家に制作を依頼した植物画のコレクションを充実させつつあります。
その画家の方のお名前は、二戸捷幸(にと かつゆき)氏。
鎌ケ谷市在住です。
はじめは この会場に作者名の表示がありませんでしたが、参観者の皆さんから「作者は誰か」という質問が多く寄せられ、案内のコーナーに作者名が表示されたようです。
この植物画は、ボタニカル・アートと呼ばれるものですが、一般的な観察や図鑑では知ることのできない奥深い植物の生態に気づかせてくれます。
ぜひ、精緻な植物画を実際に目にしてください。
ふだんは見過ごしてしまう植物の本当の姿に接することができるはずです。
会場の鎌ケ谷市東部学習センター |
初日は午後からの展示であることをうっかり見落として、一度は午前中に行ってしまいました。
まだ準備中でしたが、並べられている絵の中に見たことのない植物画があるのに気づき、コレクションの数が増えていることを知りました。
展示準備中の様子 |
日が落ちてから、また見にいってみました。
絵はきれいに並べられていました |
入口近くにある案内 左の野草の絵は フキ |
二戸氏からのひとこと すでに150種の野草の絵が完成しているようです |
フキの全体図 |
フキの葉の部分 植物画の実物では とても立体的に見えます |
おいしいフキノトウの部分 |
ガマの全体図 |
ガマの根茎部 ガマが根で増えるということが一目でわかります |
今回展示されている植物画は、全部で21種類です。
右からの展示順
① フキ
② ヒメリュウキンカ
③ ヒメジョオン
④ オニノゲシ
⑤ アメリカタカサブロウ
⑥ キンエノコロ
⑦ ミチタネツケバナ
⑧ タガラシ
⑨ イヌガラシ
⑩ カヤツリグサ
⑪ ヌマガヤツリ
⑫ ガマ
⑬ イシミカワ
⑭ ガガイモ
⑮ ドクダミ
⑯ イ
⑰ コブナクサ
⑱ ハルジオン
⑲ ニホンハッカ
⑳ ヤエムグラ
㉑ カサスゲ
追 記 2014.03.19
3月18日、印西ウエットランドガイドの「木下街道コース」散策会で、69人の参加者が訪れました。
皆さん、とても熱心に ご覧になっていました。