2014年3月22日土曜日

2014.03.22 「粟野地区公園」 開 園

「粟野の森」が 「粟野地区公園」(第一期整備区域)として開園しました。
 ➜  「粟野の森」の位置

開園式は 以下のとおり行われました。
・日 時 2014年3月22日(土) 午後2時 開始
・場 所 粟野コミュニティセンター 1階 (式 終了後、粟野の森へ移動)

式場に多数集まった来賓や出席者


「粟野の森」 中央口でのテープカット


鎌ケ谷市から 花の種 2種類 のプレゼント


追 記 知人が種を蒔いた 大輪百日草の花 (2014.07.21 撮影)


「粟野の森の会」からは ヤブコウジやアオキの苗のプレゼント


追 記 2014.11.11 いただいたヤブコウジが 庭で実をつけました


一般公開された「粟野の森」の観察路


中央口案内板 地図のオレンジ色の線は 「粟野の森」の 観察路(園路)


市道2130号線(上の写真の地図の赤い線) 右側が「粟野の森」


中央口側の観察路(園路)入口 


開園式出席者には、2種類の花の種とパンフレットが配布されました。
パンフレットは、公園緑地課が費用を出し、環境課が作成を担当したとのことです。
 
パンフレット (表) 中央手前の植物画は ホウチャクソウ


パンフレット (裏) マップの周囲は 粟野の森で撮られた花や果実

 
粟野の森の観察路を歩いていて目をひいた植物の写真を載せます。
いずれも 240年前に ツンベルクによって学名がつけられた植物です。

 ・ゴンズイ Euscaphis japonica (Thunb.) Kanitz
 ・クロモジ Lindera umbellata Thunb.
 ・アオキ  Aucuba japonica Thunb.

あらためて、ツンベルクには感心させられます。
 
ゴンズイの特徴的な冬芽 2つの赤い仮頂芽(かちょうが)


クロモジの 葉芽(ようが) と 擬宝珠形の花芽(かが) 枝はよい香り


アオキ(雌株)の果実 ハエに寄生されてしまっています


追 記 2014.03.25

昆虫等について いつも親切に教えていただいている IH氏から、上の写真のアオキの実は、2つとも虫瘤であると知らされました。
虫瘤になっていない実は、もっときれいな丸い形になるそうです。


追 記 2014.03.26
 
IH氏から、アオキの虫瘤についてさらに詳しいことを教えていただきました。

・名 称 : アオキミフクレフシ (青木・実・膨れ・節)
・形成者 : アオキミタマバエ
・形 状 : 果実が変形する虫癭(ちゅうえい)。
     南日本で正常果より小さく 北日本ではやや大きくなる傾向あり。
     内部は数個の虫室があり、1幼虫を含む。
・生活史 : 6月に羽化し、幼果に産卵。1齢幼虫で虫癭の内で越冬。


追 記 2014.04.08

虫瘤になっていないアオキの実の写真を撮り直しました。

寄生されていないアオキの実は、きれいな丸い形をしています