2016年2月10日水曜日

郷土資料館 企画展 「交差するまちへ ― 鎌ケ谷交通発展史 ―」

鎌ケ谷市郷土資料館の平成27年度企画展として、「交差するまちへ ― 鎌ケ谷交通発展史 ―」と題した展示が行われます。

鎌ケ谷市は 私鉄4線が交差するまちです。
東武野田線、新京成電鉄、北総鉄道/京成電鉄(成田スカイアクセス)の3つの鉄路が走り、4つの鉄道会社が電車を走らせています。

展示スペースの関係から、前期と後期とに分けられ、異なる内容の展示が行われます。

・前 期 2016年2月13日(土)~3月20日(日)
・後 期 2016年3月26日(土)~5月22日(日)
    ※ 月曜日は休館日

・会 場 鎌ケ谷市郷土資料館 2階展示室

詳しくは、以下の「広報かまがや」の記事をご覧ください。

「広報かまがや」 2016年2月1日号


この企画展のチラシを以下に掲載します。
展示の内容等について詳しく書かれています。

チラシ 表  (画像をクリックすると拡大されます)


チラシ 裏  (画像をクリックすると拡大されます)


さらに詳しくは、以下をご覧ください。
Facebook の鎌ケ谷市公式ページの記事です。
実に詳しく書かれています。


鎌ケ谷市郷土資料館 平成27年度企画展
「交差するまちへ―鎌ケ谷交通発展史―」


 鎌ケ谷市は私鉄4線が「交差するまち」です。4線が交わる新鎌ケ谷駅を中心に、今日も変化を続けています。とはいえ、「交差するまち」となるまでの歴史は、決して短いものではありませんでした。また、「木下街道」をはじめとする、市域を貫き、鉄道路線とも交差する道の歴史も、古くは江戸時代にまでさかのぼることができます。

 本企画展では、こうした市域の交通に関する歴史を、鉄道を中心としながらも道路の変化も踏まえて紹介します。鉄道網や道路網が整備されることで、市域は、そして市域に住む人々の暮らしはどのように変化したのか。あるいは市域が変化していくなかで、交通はどのように変化したのか。鉄道が開通する以前の市域の様子から、「交差するまち」に至るおよそ150年の歴史を、様々な資料、写真からふりかえります。

○会期 前期 2月13日(土)~3月20日(日)
   後期 3月26日(土)~5月22日(日)

○主催 鎌ケ谷市郷土資料館

○協力 京成電鉄株式会社、新京成電鉄株式会社、
    東武鉄道株式会社、北総鉄道株式会社

○会場 鎌ケ谷市郷土資料館 2階展示室

○開館時間 午前9時~午後5時

○休館日  毎週月曜日及び祝日
(祝日のうち3月20日、4月29日、5月5日は開館)。

○主な展示物(いずれもほぼ初公開)

木下街道沿いに短期間あった東葛人車鉄道の開業記念盃、戦前に多く出された現・東武アーバンパークラインの沿線案内図、新京成電鉄通票キャリア(ケース)、列車行先標、駅名標、北総鉄道レール締結式で用いたレール、京成電鉄成田スカイアクセス線の写真、その他懐かしの駅舎、沿線風景写真等

※一部資料以外は前期と後期で展示品を入れ替えます。

□前期
1 鉄道の開通以前の交通と流通
2 「幻の鉄道」と地域発展の夢
3 東葛人車鉄道の盛衰
4 鉄道の開通がもたらしたもの
―北総鉄道(現東武アーバンパークライン)の開業と市域の変化

□後期
5 鉄道連隊と新京成電鉄
6 住宅都市への変貌と交通の変化
7 交差するまちへ
ー北総開発鉄道(現北総鉄道)と成田スカイアクセス線の開業ー

□通期 沿線各駅いま・むかし


引用元は以下です。

➜  facebook 鎌ケ谷市公式ページ 「交差するまちへ」



展示会場でのギャラリートークが3回予定されているほか、関連する講演会が2回計画されています。


●担当学芸員によるギャラリートーク

・前期期間 2月19日(金)・26日(金)、3月19日(土)
・後期期間 3月  2日(土)・20日(水)、5月18日(水)
      各 13時30分〜14時30分

聞いて楽しいギャラリートーク 19人の方が見えました (2月19日 撮影)

見ていて楽しい「総武電車案内」 「総武電車」は いまの「東武野田線」


計画に終わった鉄道敷設の文書等、興味深いものも展示されていました


懐かしい駅名表示板もありました


充実している図録資料 フルカラー52頁 400円



●歴史講演会Ⅱ 「鉄道からみる日本の歴史」

歴史講演会のポスター

➀ 「井上勝の鉄道構想と生涯 ― 長州ファイブから『鉄道の父』へ ―」

・講 師 立教大学名誉教授・鉄道史学会元会長 老川 慶喜

・日 時 3月6日(日) 14時00分〜16時00分
・会 場 中央公民館 学習室 1

老川氏の著書 『日本鉄道史  幕末・明治篇』

 
➁ 「東葛地方の鉄道史 ― 鎌ケ谷市域の鉄道を中心に ―」

・講 師 鉄道友の会参与 白土 貞夫

・日 時 3月13日(日) 14時00分〜16時00分
・会 場 図書館3階 集会室

白土氏の著書 『新京成電鉄  駅と電車の半世紀』

上記の図書を購入しました。
懐かしい写真が満載です。
駅ごとに「沿線地図今昔」として、戦後すぐの頃の地図と 現在の地図が並べられており、これも見ていて楽しいです。


追 記 2016.03.14

白土氏の講演の帰り際に、参加者へ新京成電鉄からいくつかのプレゼントがありました。
なかでも絵はがき8枚セットは嬉しいものでした。

新京成の絵はがき