(1)
新京成線 鎌ケ谷大仏駅から 東武線 鎌ケ谷駅にかけて、ふれあいの森や公園をたどって歩きました。 そのときに見た花々です。
ソメイヨシノ(染井吉野) 見事な樹形です (川慈公園) |
ムラサキハナナ(紫花菜)の群落 (鎌ケ谷二丁目ふれあいの森) |
ここも桜がきれいでした (丸山児童公園) |
アオキ(青木)の雌株 雌花の蕾 (丸山ふれあいの森) |
ハナモモ(花桃) 白、赤、ピンク、絞りの4色 (道野辺本町公園) |
ひとつの花の中に色が交じっている 八重の絞り咲き (上の写真の木) |
(2)
いつものように家の近辺を歩きました。
ハナカイドウ(花海棠) バラ科 リンゴ属 |
シュウカイドウ(秋海棠)という植物名は、この植物に由来するものだそうです。
チューリップ(英語 tulip) ユリ科 チューリップ属 チューリップとは思えない形をした花です |
ナシ(梨)の蕾 バラ科 ナシ属 |
ナシの花 桜よりも遅く開花します |
タチツボスミレ(立坪菫) スミレ科 スミレ属 |
ヤマブキ(山吹) バラ科 ヤマブキ属 本種のみの 一属 一種 |
アオキ(青木)の雌花 ガリア科 アオキ属 |
アオキの雄花 アオキは雌雄異株です |
ハコベ(繁縷) 〔コハコベ〕 ナデシコ科 ハコベ属 |
セリ(芹) セリ科 セリ属 |
モミジイチゴ(紅葉苺) バラ科 キイチゴ属 |
モミジイチゴの花 花は下を向いて開いています |
ヤエムグラ(八重葎) アカネ科 ヤエムグラ属 |
ムラサキケマン(紫華鬘) ケシ科 キケマン属 |
ソメイヨシノ(染井吉野) バラ科 サクラ属 |
ベニバナトキワマンサク(紅花常磐万作) マンサク科 トキワマンサク属 |
ムスカリ(学名 Muscari) キジカクシ科 ツルボ亜科 ヒアシンス連 ムスカリ属 |
(3)
庭に生えた草を見ていると、花を付けているものがありました。
とても小さな青紫色の花が付いています |
イヌノフグリの仲間のようです。
タチイヌノフグリ(立-犬のふぐり) オオバコ科 クワガタソウ属 |
庭の片隅には黄色い花が咲いていました
はっきりとした形の 可愛い花です (後日撮影 2016.04.19) |
ヘビイチゴでしょうか? ヤブヘビイチゴでしょうか?
それとも、ミツバツチグリでしょうか? キジムシロでしょうか?
これらは、よく似た花をつけます。
ヘビイチゴ(蛇苺) バラ科 キジムシロ属 かつては バラ科 ヘビイチゴ属 に分類されていました |
ヘビイチゴ 実が生っていました (2016.05.04 撮影) |
以下は、よく似たキジムシロとミツバツチグリです。
キジムシロは、奇数羽状複葉で 小葉が5~9枚。
ミツバツチグリは、三出複葉で 小葉が3枚。
キジムシロ(雉莚) バラ科 キジムシロ属 (2014.03.07 撮影) |
ミツバツチグリ(三葉土栗) バラ科 キジムシロ属 (2014.04.11 撮影) |
暖かくなると大量発生する草もあります。
下の草は 柔らかくて、しかも すぐに引っこ抜けます。
いつの間にか 小さな白い花を付けています |
ハコベの仲間です。
この仲間は、花が小さいうえに よく似ています。
5枚の花弁のそれぞれが深く二裂しており、萼片が花弁よりも長いことから、ハコベと同定しました。
ハコベは、ミドリハコベとコハコベに分けられます。
この個体とその周辺の花をルーペで確認したところ、雄しべの数が2~4個であり、多くのものが3個でした。
雄しべの数が少ないことから、コハコベと思われます。
よく似たミドリハコベとの違いは、以下をご参照ください。
ハコベ(繁縷) 〔コハコベ〕 ナデシコ科 ハコベ属 学名は Stellaria media 「Stella」はラテン語で星の意味 花の形から命名 |
ハコベは「春の七草」のひとつです。
「芹 なずな
後で調べ直すときには 実に役立つということが、今回 分かりました。
何といっても、実物に卓るものはありません。