2016年4月18日月曜日

2016.04.17  身近な植物(4月中旬)

(1)


近所を歩くと、実に様々な植物が目に入ってきます。

カロライナジャスミンでしょうか


アマドコロが芽を出していました 茎には稜があります

このアマドコロ(甘野老)が生えている場所には、実をつけるまで、ときどき見にいくのが 毎年の楽しみとなっています。


道端にカラスノエンドウ(烏野豌豆)が群生していました


正式和名は ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)

正式和名にある「矢筈」とは「弓弦を受けるためにV字形に加工した矢の尾部」をいいます。
上の写真を見ると分かるように、葉が この矢筈に似ることから命名されたようです。


ナガミヒナゲシ(長実雛芥子) 長い実がついています


オオバベニカシワ(大葉紅柏) でしょうか 赤くて大きな葉がきれいです


フリージア (学名 Freesia refracta) 黄花は とても佳い香りです

デンマークの植物学者エクロン (C. F. Ecklon) が南アフリカで採集し、友人であるドイツ人医師フレーゼ (Freese)に敬意を表して献名したそうです。
学名の「refrecta」は、「折れ曲がった」という意味で、花をつけた茎が折れ曲がっていることを表しています。


ムベ(郁子) 同じ科のアケビとは 随分と違う花です


次は、友人にいつも撮影を促されている花です。

その実からは想像できないような花をつけます


カリン(榠樝) バラ科らしい花です


中沢谷津の搾り水が流れる場所には、水辺を好む植物が繁茂します。

クレソン(オランダガラシ) 可愛い花です


シャガ(射干、著莪、胡蝶花、学名 Iris japonica) これからが花盛りです


いちめんに いちめんのみどり 春きたる



搾り水が溜まっているそばには スギナ(杉菜)の大群落


あちらこちらでモッコウバラが咲き始めました。

モッコウバラ(木香茨、木香薔薇) いよいよ盛りです


友人宅の庭に生えていた植物です。
蔓性の植物には、生命力が旺盛なものが多いようです。

ツタバウンラン(蔦葉海蘭) 地を這う茎が分かります


ツタバウンランの花 トキワハゼにも似ています


(2)


印西市・山田の西定寺に立ち寄った際、林縁に咲いていた植物です。

林縁にある斜面に花が咲いています


タチツボスミレ(立坪菫) 手前に咲いていました


シャガ(射干) 美しい花です


ヤマブキ(山吹) 境内で咲いていました


道の駅に立ち寄ったときに見た桜です。

八重咲きの桜


(3)


鎌ケ谷市の南部公民館の裏庭から根頭神社へと続く道に 菫が咲いていました。

立ち上がった茎の先に花が付いています


タチツボスミレ(立坪菫)でしょうか? とても濃い紫色をしています


近所の垣根の傍に可愛いピンクの花が咲いていました。

ムラサキカタバミ(紫片喰) カタバミ科 カタバミ属

ムラサキカタバミの花は、一見してイモカタバミの花に似ていますが、葯の色が違います。
前者は白、後者は黄色です。