2016年4月20日水曜日

印旛を歩く(29) 六合小学校 ・ 瀬戸幼稚園 (印西市・瀬戸)

印西市の旧・印旛村の地域は、昭和30年(1955)に合併して印旛村となるまでは、宗像村と六合村に分かれていました。

この「六合村」というのは、「六つの旧村が合わさってできた村」という意味です。
明治22年(1889)の町村制施行に伴い、瀬戸村、山田村、平賀村、吉高村、萩原村、松虫村(江戸時代からの6村)が合併して、この六合村が成立しています。

後に六合村となる地域にできた小学校が 現在の六合小学校です(明治6年(1873)開校)。
旧・松虫村の松虫寺に 「連合小学校」として創立されたそうです。
昭和16年(1941)に「六合国民学校」となり、昭和22年(1947)には 六三制の施行により「六合村立六合小学校」となりました。
いつ、松虫から瀬戸に移転したのでしょう。
昭和30年(1955)に印旛村ができ「印旛村立六合小学校」となった後、平成22年(2010)に1市2村(旧・印西市、印旛村、本埜村)が合併し新しい印西市となった後は「印西市立六合小学校」となりました。

以下には、沿革がより詳しく載っていますが、六合小学校のHPにおける記載とは違っている点も見られます。

➜  Wikipedia 印西市立六合小学校

では、現在の校舎を見てみましょう。

六合小学校 1 茶色い屋根の校舎が印象的です


六合小学校 2 幼稚園の建物が左隣にあります


小学校の敷地の中に 幼稚園の門柱が見えます


印西市立瀬戸幼稚園です

印西市には、以下の3つの市立幼稚園があるそうです。

 ・大森幼稚園
 ・瀬戸幼稚園
 ・もとの幼稚園


なお、後に宗像村となる地域にできた小学校が、現在の宗像小学校です(明治6年(1873)開校)。
旧・岩戸村の泉福寺を仮教場として 「岩戸校」という名前で開校されたそうです。
現在の校舎については、以下の記事をご参照ください

➜ 印旛を歩く(20) 印旛歴史民俗資料館 (印西市・岩戸)



➜  印旛を歩く(28) 岩戸の庚申道標 (印西市・岩戸)

➜  印旛を歩く(30) 一本松揚水機場と湧水 (印西市・瀬戸)