2014年4月18日金曜日

2014.04.18 印西市の森を歩く

印西ウエットランドガイドの植物研修会で、印西市の森を歩きました。
あまりよい天気ではなかったのですが、幸いなことに植物観察の間は雨に降られませんでした。
講師の方に詳しい解説をしていただき、学ぶことの多い研修会でした。
また、いつものようにガイド仲間の皆さんにいろいろと教わりました。

ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)
シソ科 オドリコソウ属
白い花をつけて 花に近い部分の葉も緑色のものが 交じっています


セイヨウカラシナ(西洋芥子菜)
アブラナ科 アブラナ属
アブラナよりも ぐんと背の高い菜の花です


スズメノヤリ(雀の槍)
イグサ科 スズメノヤリ属
花の上に 槍のように鋭い穂が一本立っています


コオニタビラコ(小鬼田平子)
キク科 ヤブタビラコ属
春の七草に含まれている「ホトケノザ」とは この植物のことだそうです


ナルコユリ(鳴子百合)
キジカクシ科 アマドコロ属
同属のアマドコロ(甘野老)の茎は角張っていて、こちらの茎はツルツル


ミヤマナルコユリ(深山鳴子百合)
キジカクシ科 アマドコロ属
大きな一枚の葉での芽出しです


ホウチャクソウ(宝鐸草)
イヌサフラン科 チゴユリ属
花が 寺院の軒先の四隅に吊られた宝鐸に似ます


チゴユリ(稚児百合)
イヌサフラン科 チゴユリ属
いま林床に まっ盛りに繁茂しています


ヒトリシズカ(一人静)
センリョウ科 チャラン属
いつ見ても 寂しい気持ちにさせられる花です


キッコウハグマ(亀甲白熊)
キク科 モミジハグマ属
葉が亀の甲に似ていることから命名


マムシグサ(蝮草)
サトイモ科 テンナンショウ属
成長すると姿が一変!


クサボケ(草木瓜)
バラ科 ボケ属
左上には この〈木〉の鋸歯のある葉が見えます


ヤマウコギ(山五加木)
ウコギ科 ウコギ属
5つに分かれた葉が特徴的 オカウコギとよく似ています


ジュウニヒトエ(十二単)
シソ科 キランソウ属
同属のキランソウに 花のつき方がそっくり


サンショウ(山椒)の若木
ミカン科 サンショウ属
サンショウは 葉の縁に油点があり、それを叩くと いい香り


オオカナメモチ(大要黐)
バラ科 カナメモチ属
赤い葉が鮮やか 生け垣でよく見るのは 園芸種のレッドロビン