2014年4月20日日曜日

鎌ケ谷で見られる草本(3) チゴユリ属 と アマドコロ属

チゴユリ属 と アマドコロ属(別名 ナルコユリ属)は 見かけが大変によく似ており、かつては ともにユリ科に分類されていました。
いまでは、どちらもユリ科には属していません。

分類に関しては、古い図鑑が役立たなくなっています。
分類学は日新月歩なのです。

現在のAPG分類体系では、チゴユリ属は、イヌサフラン科 に、そして、アマドコロ属は、キジカクシ科 に分類されています。
APGとは、被子植物系統グループ(Angiosperm Phylogeny Group)という植物研究の団体名です。
APGは、ゲノム解析から実証的に分類体系を構築しようとしています。

これまでに撮ったチゴユリ属とアマドコロ属の写真を、以下にまとめて掲載します。


1 (ユリ目) イヌサフラン科 チゴユリ属


ホウチャクソウ(宝鐸草)
イヌサフラン科 チゴユリ属


チゴユリ(稚児百合)
イヌサフラン科 チゴユリ属


2 (キジカクシ目) キジカクシ科 アマドコロ属

 
アマドコロ(甘野老)
キジカクシ科 アマドコロ属


ナルコユリ(鳴子百合)
キジカクシ科 アマドコロ属


ミヤマナルコユリ(深山鳴子百合)
キジカクシ科 アマドコロ属