熱暑の日が続いています。
シロバナサルスベリ(白花百日紅) 白花でも 百日「紅」 |
ラベンダー と ベニシジミ |
以上の2枚の写真は、市役所の西側にある 新鎌ケ谷二丁目公園で撮影しました。
以下は、家の近所で撮った写真です。
ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙) 別 名 (園芸品種名) クロコスミア、 モントブレチア アヤメ(菖蒲)科 ヒメトウショウブ(姫唐菖蒲)属 学 名 Crocosmia × crocosmiiflora |
ご存じのとおり、学名は 「属名 + 種小名」 の二名法に拠っています。
上記写真の種の学名には、属名 と 種小名の間に 「×」の印が付いています。
これは交雑種であることを意味しています 。
その植物が 原種でない場合には、種小名の前に「×」の印を付けるのだそうです。
この「×」は 掛け算の記号を用いることになっており、アルファベットの「x」(エックス)という文字ではありません。
「×」は 「クロス」と読みます。
ヒメヒオウギズイセンは、南アフリカ原産の ヒオウギズイセン(Crocosmia aurea) と ヒメトウショウブ(Crocosmia pottsii) との交雑種であり、1879年にフランスのヴィクトル・ルモアーヌ(Victor Lemoine)が交配を行って作り出したものだそうです。
園芸品種名の クロコスミア または モントブレチアは、属名によって付けられました。
属名 クロコスミア Crocosmia の語源は、ギリシア語の krokos (サフラン) と osme (香り) からなる「サフランの香り」という意味で、乾燥させた花をお湯に浸すとサフランのような香りがすることに由来しているそうです (サフランは、アヤメ科 クロッカス属です)。
また、属名のシノニム(別名、同意語)である モントブレチア Montbretia は、ルモアーヌが コクベール・ド・モンブレ (Coquebert de Montbret)に敬意を表して献名したことに由来しています。
なお、以下のページには ヒメヒオウギズイセンについて詳しく書かれています。
➜ 東京都東部9公園 ヒメヒオウギズイセン (通称 : モントブレチア)
オニユリは、観賞のためや、「百合根」として球根を食べるために栽培されています。
ヒガンバナと同様に 3倍体であるので、種子はできないそうです。
その代わりに、葉腋にムカゴ(珠芽)ができ、これがこぼれて繁殖するとのことです (上の写真の中央部には 黒っぽいムカゴが写っています)。
いわゆる「野菊」の仲間の判別は けっこう難しいもののようです。
以下のサイトが参考になりました。
➜ 里山再生計画 ノギクの見分け方
この時季、ムクゲの花があちらこちらで美しい花を咲かせています。
ムクゲ(木槿) かなり高いところに咲いている花 |
紫色の花のムクゲ |
白い花のムクゲ |