実施日時は、2015年7月11日(土) 18:00~22:00。
鎌ケ谷三中入口から粟野保育園の間は、交通規制が敷かれました。
「広報かまがや」 2015年7月1日号 掲載記事 |
お天気に恵まれ、祭礼は予定どおり実施されました。
八坂神社の鳥居の前 道路は交通規制されていました |
鳥居の前に設けられていた 祭礼用の門 |
拝殿の中を初めて見ることができました |
粟野十字路にさしかかったお神輿 すべて赤信号となり、車はストップ! |
お神輿を上下に激しく揺らしていました 疲れるだろうなあ・・・ |
出店は出ておりませんでしたが、沿道の氏子の門前にはテーブルが出され、スイカやトウモロコシ、枝豆が振る舞われていました。
氏子の戸々の門は提灯をさげ、行灯をともし、夏の夜を照らしていました。
行灯や提灯は、市川市の国分にある提灯屋さんに頼んでいるとのことでした。
門にさげられた提灯(中央)と行灯(左の下) |
行灯には、様々な絵と文字が かかれており、意味が分からないものが多く、まるで判じ物です。
これは、「
地口(じぐち)とは、駄洒落や語呂合わせの言葉遊びといった意味で、似口(にぐち)が転訛したものといわれています。
以下が参考になります。
➜ 柏書房 初午の地口行灯
➜ 岡崎学「地口行灯と祭り」(2014)〔pdf〕
面白いので、いくつかご紹介します。
「柿喰う稽古」(カキクケコ) これは分かる |
「クツもミス(簾)も 一所」 似た言葉があるなぁ |
「屁の出の前」 日の出の舞? |
「ほうづき様 いくつ」 お月様 いくつ? |
「大竹 呑み助」 大酒飲みのこと? |
歴史上の人物名に引っかけたものもありました。
「お狐 八寸跳び」 義経 八艘跳び? |
「蕎麦 十郎好きなり」 |
「袴垂れ 休まり」 『宇治拾遺』の |
「土産の しのぶ」 |
追 記 2016.05.11
「しのぶ」というのは、「吊りしのぶ」のことでしょうか?
以下の画像は、上の絵のお父さんが手に提げているものに似ています。
➜ Bing 画像検索 つりしのぶ
「シノブ」はシダの一種だそうです。
以下に「吊りしのぶ」の説明があります。
➜ Wikipedia シノブ
この追記 おわり
まるで分からないものもありました。
「スイカ夫婦」 う~ん、シュールです (^^;) 「好いた夫婦」かもしれません |
「盆に」以下、読めません 何なのでしょう? |
追 記 2016.05.11
ようやく分かりました。
「盆に塩がつお」です。
「盆に正月」のもじりです。
以下が参考になりました。
➜ 小江戸まるまる屋 【地口絵・灯籠絵】 ぼんと塩がつを
なお、上記のネットショップでは、手書きの地口絵が購入できるようです。
➜ 小江戸まるまる屋 【地口絵・燈籠絵】 商品一覧
上の行灯には、「ぼん
この追記 おわり
「お葉 と 皿一」 ? お里、沢市 ? |
明治時代に作られた浄瑠璃の演目である『壺坂霊験記』(つぼさかれいげんき)に登場する 盲目の沢市と その妻お里にひっかけたもののようです。
以下のサイトが参考になりました。
➜ 所沢ふるさと散歩 地口絵コレクション
このサイトにアクセスするヒントを頂いた ki さんに感謝します。
謎解きが進んでいくのは楽しいことです。
「とかく縁日 植木 根無し草」 何の駄洒落? |
「小鬼 這って 滑って 転んだ」 絵と合ってるが・・・ |
最後のは、「氷 張って 滑って 転んだ」の駄洒落のようです。
以下が参考になりました。
➜ 柏書房 千束稲荷の地口行灯