同じ曹洞宗の東祥寺(印西市鎌苅)の末寺です。
所在地は、印西市大廻322番地。
なお、東祥寺のHPによると、その末寺は 高岩寺(岩戸)、広済寺(岩戸)、慈眼寺(吉田)、新願寺(廃寺)、龍淵寺(大廻)、慶昌寺(萩原)、慈本寺(柏市藤心)の7寺だそうです。
手前が龍淵寺、奥が大廻地区構造改善センター |
大正2年(1913)発行『千葉県印旛郡誌』の「宗像村誌」のうち、「寺院仏堂誌」には 以下のように書かれています(後編 P.415)。
(7) 龍淵寺
大廻村 字屋敷にあり、東祥寺末なり。
釈迦牟尼如来を本尊とす。
宗祖 道元禅師廿世の法孫、開山 門龍和尚、宝永6年(1709)創立。
明治12年(1879)8月大破し再建立す。
堂宇 間口 3間半、奥行き 2間半。
境内 550坪あり。
檀徒 20人を有す。
龍淵寺 本堂 左手に半鐘が見えます |
「龍淵寺」と扁額が掲げられています |
大廻地区構造改善センター 寺と渡り廊下でつながっており 庫裏のよう |
ここにも印西市の消防団の建物がありました |
印西大師 第八十番札所の大師堂 |
龍淵寺に近い墓地には、番外の大師堂がありました。
掛所なのでしょう。
龍淵寺の大師堂と、双子のように よく似たお堂です。
この墓地は、寺から少し離れた場所にありますが、龍淵寺の墓地ではないかと思いました。
印西大師 番外の大師堂 |
また、近くの路傍には、往古を思わせる石塔がさりげなく佇んでいました。
こうした道路の路傍に石塔が建っています |
二十三夜塔 |
庚申塔 |
青面金剛塔 |
➜ 印旛を歩く(20) 印旛歴史民俗資料館 (印西市・岩戸)
➜ 印旛を歩く(22) 鎌苅地区構造改善センター (印西市・鎌苅)