(1)
近所を歩いたときに見た植物やチョウの仲間です。
カタバミ(酢漿草、片喰、傍食) カタバミ科 カタバミ属 花期の長い植物です |
ヤマトシジミ(大和蜆蝶) チョウ目 シジミチョウ科 カタバミの花を吸密していました |
ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)♂ チョウ目 タテハチョウ科 道の |
弱っていて飛べず、道を這っていました。
イヌショウマ(犬升麻) キンポウゲ科 サラシナショウマ属 |
ミゾソバ(溝蕎麦) タデ科 タデ属 |
下の写真の蛾は、ホシホウジャクでしょうか。
この個体はもっさりとした感じで飛び、スズメガらしい敏捷な飛び方をしていませんでした。
気温が低かったせいでしょうか。
ホシホウジャク(星蜂雀蛾) チョウ目 スズメガ科 ホウジャク属 |
ホウジャク(蜂雀)とは、ハチドリのことをいうのだそうです。
花から花へと、見事にホバリングしながら吸蜜している様子は、まさにハチドリと見まがいそうです。
星(ホシ)というのは、腹部の白い点の部分をさしているのでしょうか。
(2)
去年買ったキキョウは、6月に花を咲かせたあと、いっこうに蕾がつかないので、また買ってきました。
道の駅で190円でした。
キキョウ(桔梗) キキョウ科 キキョウ属 この株の花は 花弁の数がまちまちで、 右上の花は 花弁が3枚だけ |
その後のヒナタイノコヅチです。
ヒナタイノコヅチ(日向猪子槌) 1 ヒユ科 イノコヅチ属 |
ヒナタイノコヅチ 2 「ひっつき虫」である実が、たくさんついています |
(追 記 2016.10.14)
(3)
県立北総花の丘公園で撮った植物です。
まず、シオンから。
シオン(紫苑) 1 キク科 シオン属 10日前よりも ずっと多くの花が咲いています |
シオン 2 筒状花がよく見てとれます |
シオン 3 キタテハ(黄立羽)が球蜜にきていました この個体は、翅の切れ込みが明瞭で、濃い橙色の表面なので秋型でしょう |
シオン 4 キタテハ 〔秋型〕 上の写真と同じ個体です キタテハの翅の裏面には、小さな「く」の字型の銀紋が見えます |
シオン 5 キタテハ 〔夏型〕 こちらの個体は、翅の切れ込みが不明瞭で、裏面が褐色という夏型の特徴 |
キタテハの夏型は生理的に低温に弱く、越冬できるのは秋型だそうです。
雌の成熟に関しても異なり、夏型では羽化後1週間もすれば産卵できるのに対し、秋型では越冬後に卵の成熟が見られるなど、大きな違いがあるとのことです。
10日前は花だけだったコルチカムに葉がついていました。
いわゆる「コルチカム」 (Colchicum 属) イヌサフラン科 イヌサフラン属 |
(追 記 2016.10.15)
(4)
近所を歩いていて見た植物です。
アサガオ(朝顔)の種子 ヒルガオ科 サツマイモ属 |
ハヤトウリ(隼人瓜) ウリ科 ハヤトウリ属 熱帯アメリカ原産で、果実を食用にします |
とても小さな、鮮やかな赤い実を 多数つけている植物を見ました |
調べるときに、花の写真が手がかりになりました。
「ハゼラン」という名前であるようです。
ハゼラン(爆蘭、米花蘭) スベリヒユ科 ハゼラン属 |
直径6mmほどの、これも鮮やかな紫紅色(牡丹色)をした5弁の花をつけていました。
この花は 午後の2~3時間ほどしか開かないそうで、「サンジソウ」(三時草)という別名があります。
ほかにも別名が数多くあるようです。
果実の直径は、花の半分もありません。
下のヒヨドリジョウゴの実も直径10mm足らずしかありませんが、同じ焦点距離で撮った2枚の写真を見比べて見ると、ハゼランの実がいかに小さいのかが分かります。
ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸) ナス科 ナス属 |
ミゾソバ(溝蕎麦) タデ科 タデ属 |
(追 記 2016.10.19)