(1)
庭のヤブコウジに新しい実がついていました。
ヤブコウジ(藪柑子) 1 サクラソウ科 ヤブコウジ属 |
ヤブコウジ 2 昨年ついた実 赤い色が残っています |
ヤブコウジ 3 今年ついた実が大きくなっていました |
近所を歩いていると紫色の花をいっぱいつけた植物が見えました。
ずいぶんと大きな株です 何でしょう? |
近づいて花を見たら分かりました。
ホトトギス(杜鵑草) ユリ科 ホトトギス属 |
路傍に白い花が咲いていました。
紫色の雄しべの花糸には細長い毛が密生しています。
色の取り合わせが とてもきれいです。
白花のムラサキツユクサ(紫露草) ツユクサ科 ムラサキツユクサ属 |
(2)
市制記念公園の近くで見た植物です。
ヒノキでしょうか、サワラでしょうか? |
小さな実がついていました |
葉の裏側には、「X」の字型をした小さな白い模様 したがって、この木は サワラ(椹) ヒノキ科 ヒノキ属 |
葉の裏側の模様が「Y」の字型なら、ヒノキ(檜、桧)です。
次にイネ科の植物を2種。
ススキ(芒、薄) 1 イネ科 ススキ属 |
ススキ 2 花穂です |
チカラシバ(力芝) 1 イネ科 チカラシバ属 |
チカラシバ(力芝) 2 花穂のアップ |
(追 記 2016.10.26)
(3)
近所で見た植物です。
シュウメイギク(秋明菊) キンポウゲ科 イチリンソウ属 |
友人宅に立ち寄りました。
キダチダリア(木立ダリア) キク科 ダリア属 学名 Dahlia imperialis (皇帝ダリア) |
この植物は、学名を日本語に訳した「皇帝ダリア」という名前の方が一般的でしょう。
「木立」は「コダチ」と読むことも多いようです。
2階の高さにまで生長する植物ですが、上の写真の株は友人の話だと茎が折れてしまったのだそうです。
茎はまるで竹のようですが、やわらかい感じです。
先日路傍で見たハゼランが友人宅にもありました。
ハゼラン(爆蘭、米花蘭) スベリヒユ科 ハゼラン属 |
さらに散歩を続けました。
ヒナタイノコヅチ(日向猪子槌) ヒユ科 イノコヅチ属 大きな群落です |
サザンカ(山茶花) ツバキ科 ツバキ属 美しい! |
「サザンカ」の名は、「山茶花」の本来の読み方である「サンサカ」または「サンザカ」の音の並びが入れ替わったものだといわれます。
「山茶花」には「茶」の字が入っていますが、チャノキ(茶の木)も ツバキ科 ツバキ属であり、ツバキやサザンカに似た花や実をつけます。
翼のある大きな葉をもつ植物 右上はイチジクの葉 イヌドウナ(別名 ウドブキ)の仲間でしょうか? |
食用として植えられたものかもしれません。
近くの農家の方におききしてみることにします。
割 込 2016.11.02
名前をおききしたら、なんと「ヤーコン」。
ヤーコンは、キク科(スマランサス属)の植物。
イヌドウナもキク科(コウモリソウ属)。
葉の形が似ているのも偶然の一致ではないでしょう。
ボタンクサギ(牡丹臭木) 1 シソ科 クサギ属 |
ボタンクサギ 2 蕾 |
ボタンクサギ 3 開花したもの |
ボタンクサギ 4 花のクローズアップ |
ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸) 1 ナス科 ナス属 |
ヒヨドリジョウゴ 2 |
木の高いところに 白い花が咲いていました。
何の花なのでしょう |
スイート・アリッサム(英 Sweet alyssum) 別名 ニワナズナ(庭薺) ・ ニオイナズナ(匂い薺) アブラナ科 ニワナズナ属(ロブラリア属) |
花にほのかな甘い香りがあることから「スイート・アリッサム」と名づけられたようです。
特に白い花が強く香るとのこと。
今度見たら、香りをかいでみたいと思います。
花期は、2~6月 と 9~11月。
夏の高温多湿に弱いそうです。
(追 記 2016.10.26)