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近所を散歩したときに見た植物です。
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ムクゲ(木槿) アオイ科 フヨウ属 八重のムクゲです |
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コハコベ(小繁縷) ナデシコ科 ハコベ属 |
イノコヅチの花がひっそりと咲いていました。
この植物は、「イノコ
ズチ」または「イノコ
ヅチ」と表記されます。
この件については、以下が参考になります。
➜ OKWAVE イノコズチ? イノコヅチ?
常用している図鑑は、全て前者の「イノコ
ズチ」となっていました。
大場『植物分類表』
(APGⅡ)では前者、米倉『日本維管束植物目録』
(APGⅢ)では後者となっています。
また、信頼性の高いサイト「松江の花図鑑」においては
後者の表記がされています。
本ブログにおいては、後者の「イノコ
ヅチ」の表記をとることにしました。
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ヒナタイノコヅチ(日向猪子槌) 1
ヒユ科 イノコヅチ属 |
イノコヅチには、ヒカゲイノコヅチ(単にイノコヅチともいう)とヒナタイノコヅチがあります。
写真で確認すると、花が密に付いていますので、ヒナタイノコヅチだと思われます。
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ヒナタイノコヅチ 2 花から雄しべがのぞいています |
植物を見分けるときに とても重宝している 久保田修『ひと目で見分ける580種 散歩で出会う花 ポケット図鑑』(新潮文庫 2011)には、ヒナタイノコヅチの葉の縁は「波うつ」と書かれていて、これと合致します。
また、同書には、ヒナタイノコヅチは花穂の枝に「毛が密生する」とも書かれています。
写真を見ると、花穂の枝には白い毛が密生していることが分かります。
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ヒナタイノコヅチ 3 花穂の枝に 毛が密生しています |
和名の由来は、茎の節の膨らんだところを 猪の膝頭に見立てたところからきているといいます。
ヒナタイノコヅチの根を乾燥させて作られた生薬は「牛膝」(ごしつ)とよばれるそうです。
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ヒナタイノコヅチ 4
名前の由来となった 膝のように膨らんだ茎の節 |
茎の断面は四角く、4つの稜があります。
なお、果実は「
ひっつき虫」の仲間です。
コヒルガオが大きな花を咲かせていました。
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コヒルガオ(小昼顔) ヒルガオ科 ヒルガオ属
花柄に 縮れた「ひれ」が見えます |
(2)
この季節、路傍でよく見る花です。
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タマスダレ(玉簾) 1
ヒガンバナ科 タマスダレ属 |
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タマスダレ 2 白い6弁花は とても目立ちます |
(追 記 2017.09.13)