鎌フィルの「第29回 定期演奏会」が開かれました。
いつもなら、この時期に開かれる演奏会の名前は 「ファミリー・コンサート」です。
今年
(2019年)の9月には 次回の定期演奏会が開かれますが、鎌フィル「創立
30周年記念演奏会」となります。
これを「第
30回 定期演奏会」とするため
(「30」という数を合わせるために)、 今回は「ファミリー・コンサート」を「第
29回 定期演奏会」としたようです。
来年からは、 「ファミリー・コンサート」に戻るとのこと。
今回のコンサートの曲目については、以下をご覧ください。
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当日配布のプログラムから |
モーツアルトの『魔笛』の序曲、佳演でした。
オペラについても その序曲についても 詳しくないので、書けることがありません。
チャイコフスキーの「スラブ行進曲」、オーケストレーションが楽しめました。
座席が舞台に向かって前方右端であったため、目の前のヴィオラやコントラバスの動きがよく見えました。
ヴィオラが金管楽器と同じ旋律を奏でていたり、コントラバスが打楽器の音を補ったりしていることがよく分かりました。
チャイコフスキーもオーケストレーションの達人です。
チャイコフスキーの交響曲第1番 「冬の日の幻想」は、実によい演奏で楽しめました。
第4楽章のクライマックスでは 指揮者の小久保さんが指揮台のうえで飛び上がっていました。
それを見て、昔、来日したマルティノンが マーラーの「巨人」を振ったとき、2台のティンパニが連打される最後のクライマックス部分で、同じように飛び上がっていたことを思い出しました。
演奏のあと小久保さんの解説があり、この交響曲は、チャイコフスキーにとって最初の交響曲であっただけではなく、ロシアにとっては ペテルブルク音楽院の第1期卒業生が作曲した記念すべき最初の交響曲であったと知りました。
アンコール曲は、
チャイコフスキーの『白鳥の湖』から「ワルツ」でした。
とてもよい演奏でした。
鎌フィルのHPによると、次回と次々回の演奏会は、以下のとおりとなっています。
第30回定期演奏会
創立30周年記念演奏会 第1弾
・日 時 2019年9月8日(日)
開場 13:30 開演 14:00
・会 場 白井市文化会館 なし坊ホール
・指 揮 小久保 大輔
・演 奏 鎌ケ谷フィルハーモニック管弦楽団
・曲 目 ベートーヴェン 献堂式序曲 作品124 ドヴォルザーク スラヴ舞曲集より抜粋
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ブラームス: 交響曲第4番 ホ短調 作品98
創立30周年記念の演奏会では、ブラームスの4番が演奏されます。
鎌フィルとブラームスは非常に相性が良いので、いまから楽しみです。
ファミリーコンサート 2020
創立30周年記念演奏会 第2弾
・日 時 2020年2月予定(日)
開 場 13:30 開 演 14:00
・会 場 未 定
・指 揮 小久保 大輔
・演 奏 鎌ケ谷フィルハーモニック管弦楽団
・曲 目 ビゼー 『アルルの女』第1組曲・第2組曲
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ラ ロ 《スペイン交響曲》 ニ短調 作品21 *
* ヴァイオリン独奏 丹羽 道子
来年2月に予定されている「ファミリーコンサート 2020」では、ラロの「スペイン交響曲」が演目にあがっています。
「交響曲」という名前ですが、中身はヴァイオリン協奏曲。
コンサート・ミストレルの丹羽さんの素晴らしい演奏が聴けます。
当日配布されたプログラムには、この3月末に開かれる 鎌吹の定期演奏会の案内が入っていました。
ディズニー・メドレーが楽しそうですね。
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鎌吹 定期演奏会のチラシ |