この安楽院の近くには、村社である
安楽院とその周辺の地図 |
国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものを利用
雷公神社や大願成就堂については、次回 取り上げたいと思います。
安楽院に行くには、大願成就堂の近くの道を西に進むのがわかりやすいでしょう。
右に見える赤い建物が大願成就堂 左にあるミラー横の道を進みます |
門 柱 右には「天台宗」、左には「安樂院」とあります |
門柱前にある子安塔(右) 享和元年(1801)建立 |
子安塔については 蕨由美さんの以下の記事を参考にしました。
➜ さわらびYの歴史・民俗・考古探索ノート 安楽院跡の子安塔
1913年に発行された『千葉県印旛郡誌』の「本郷村誌」には、安楽院について以下のように書かれています。
荒野村 字東にあり、天台宗比叡山派にして 泉倉寺門徒なり。
阿弥陀如来を本尊とす。 由緒不詳。
堂宇、間口 7間、奥行き 4間。 庫裏、間口 4間3尺、奥行き 3間。
境内、478坪あり。 檀徒 175人を有す。
これを見ると、かつては大きな寺だったことがわかります。
境内は広々としており 開放的で、気持ちが清々します |
門柱の方を振り返って見たところ |
簡素なお堂が 左手の手前に見えます |
お堂の右にある 荒野コミュニティセンター 荒野地区の集会所です |
大師堂 1 印西大師 第六番札所 お堂の隣にあります |
大師堂 2 印西大師 第十八番札所 こちらは遊具の隣 |
四国霊場への参拝祈念碑 |
卵塔や如意輪観音像が コの字形に置かれています ここも開放的 |
子どもの遊具がいろいろと置かれていました 遊具のそばには大師堂 |
境内は広やかで、そこには明るい開放感があります。
写真では伝えきれないことが多いと、ここでも実感しました。
➜ 本埜の仏刹(11) 大願成就堂と雷公神社 (印西市・荒野)