「鎌ケ谷フィルハーモニック管弦楽団」、通称「鎌フィル」のことです。
毎年 秋には定期演奏会が開かれ、充実したプログラムで楽しませてくれています。
私は、個人的には一昨年行われたブラームス 交響曲第2番の演奏が忘れられません。 心にしみいる実によい演奏でした。
鎌フィルのみなさん (2012.09.30 演奏終了後に撮影) |
左 コンサートミストレス: 丹羽道子さん 右 指揮者: 小久保大輔さん |
さて、今年の演奏会は以下のとおりです。
〈 創立25周年記念 第24回定期演奏会 〉
日 時 平成26年10月5日(日) 開 場 13:30 開 演 14:00
会 場 白井市文化会館 大ホール(802席) 親子鑑賞室あり
指 揮 小久保大輔
ヴァイオリン独奏 丹羽道子 (コンサートミストレス 兼 弦楽器トレーナー)
曲 目 モーツァルト 劇音楽「劇場支配人」 K.486 序曲
メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
シベリウス 交響曲第2番 ニ長調 作品43
入場料 無料 (全席自由)
一昨年のブラームスの演奏を思い返すと、今年のシベリウスも 小久保さんの指揮のもと、素晴らしい演奏が行われることと思います。
また、メンデルスゾーンのヴァイオリン・コンチェルトは、丹羽さんの本領発揮といったところで、とても楽しみです。
演奏会の案内チラシ クリックで拡大 (ダウンロードできます) |
鎌フィルのホームページには、その歴史や指導者の方の紹介が詳しく載っています。
ぜひ、ご覧になってください。
➜ 鎌フィル ホームページ
追 記 2014.10.05
公演の日は、台風18号が近づいていて あいにくの雨でしたが、白井市文化会館の大ホールは 多くのみなさんで いっぱいでした。
入口では、創立25周年ということで、プログラムの他にも記念パンフレットが配られました。嬉しい贈り物です。
演奏は、まず モーツァルトの「劇場支配人」序曲で 元気よく幕を上げました。
そして 2曲目は、この日の白眉といってよい メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。
第1楽章のカデンツァでは、丹羽さんの演奏に引き込まれました。
実に格調の高い演奏でした。
鎌フィルのメンバーも大健闘。 アタッカで続く3つの楽章を一気に駆けぬけました。
演奏直後に撮影 丹羽さんの後ろ姿の写真しか撮れておらず、残念・・・ |
20分の休憩を入れて、最後のプログラムは シベリウスの交響曲第2番。
丹羽さんが コンサートミストレスの席につきました。
演奏を聴いていて、小久保さんの解釈にとても興味をもちました。
ゲネラル・パウゼとなる部分では、シベリウスの師匠ともいえるブルックナーを想い起こしました。
この交響曲は大曲ですが、鎌フィルのみなさんは見事に奏き切りました。
アンコールはシベリウスのカレリア行進曲。
心がウキウキする小品。 気の利いた選曲です。
定期演奏会が楽しく しめくくられました。