萩原地区構造改善センターとその周辺 |
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敷地内には意外なものが見られました。
直接訪ねてみないと、その実際は分からないものです。
広々とした場所の向こうに建物が見えます そして、右手には鳥居? |
萩原地区構造改善センター 全景 |
センターを正面から撮ったもの |
センターの玄関 |
印西市消防団第2分団 消防器具庫 |
右手には 鳥居があり、その背後には小社や石塔があります |
鳥居には 「八坂神社」と彫られた神額が懸かっています |
鳥居をくぐった正面には 「八坂神社」と「大杉神社」の小社 |
様々な石塔が並んでいます |
4つの小社が並んでいます |
印西大師 第2番札所の大師堂がありました |
扁額は 文字がすっかり消えてしまっていました 残念です |
この場所は「龍泉院」の廃寺跡です。
廃寺跡の例に違わず、広々と開けた場所でした。
この「龍泉院」については、いくつかの印西大師関連のHPに「竜泉寺」として掲載されていますが、『千葉県印旛郡誌』や 印西市・押付にある薬師堂の石塔に刻されている文字から推して考えると「龍泉院」が正しい名称であると思います 。
「龍泉院」は、大正2年(1913)発行『千葉県印旛郡誌』の「六合村誌」のうち、「寺院仏堂誌」に以下のように書かれています(後編 P.391)。
(2) 龍泉院
阿弥陀如来を本尊とす。
由緒不詳。
間口 5間3尺、奥行き 5間。
境内 353坪あり。
また、印西市・押付(前 本埜村)にある薬師堂の石塔については、以下をご覧ください。
萩原の龍泉院の名が見える「南無大師遍照金剛供養塔」は、 昭和4年(1929)の建立です。
少なくともこの頃には、まだ龍泉院は存在していたことが分かります。
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