(1)
粟野地区公園を歩いていて見た春の植物です。
ギシギシ(羊蹄) タデ科 スイバ属 |
ムラサキハナナ(紫花菜)が咲いていました アブラナ科 オオアラセイトウ属 |
ムラサキハナナ 別名 オオアラセイトウ、諸葛菜 等々 |
ナズナ(薺)が一斉に咲いていました アブラナ科 ナズナ属 |
ナズナ 近接撮影 |
フキノトウ(蕗の薹) フキは キク科 フキ属 |
フキ(蕗)の花 |
(2)
友人宅の庭で見た小さな植物です。
ムラサキハナナに似た花です |
イオノプシディウム(学名 Ionopsidium acaule)でしょう アブラナ科 イオノプシディウム属 和名は ヒメムラサキハナナ(姫紫花菜) |
属名の Ionopsidium は ギリシア語の「ion(スミレ)+opsis(似ている)」からきているそうです。
確かにタチツボスミレにちょっと似ています。
こんど匂いをかいでみることにします。
以下を参考にしました。
➜ 花図鑑 イオノプシディウム・アカウレ
割 込 3016.03.18
友人に「acaule は「いい香りの」という意味だそうですよ」と伝えたら、「においはするけど、あまりいいにおいじゃないですよ」と返事がきました。
罪つくりなのは、こうした誤った情報が、ネットを通じて他の記事へと拡散してしまっていることです。
なお、 ギリシア語由来の属名「Ionopsidium」については、その 接尾辞「opsis」の訳語として、「似ている」、「のような」、「見かけ」、「外観」、「見え方」等が当てられていることを付け加えておきます。
この割込 おわり
(3)
近所でも様々な花が咲いています。
トサミズキ(土佐水木) マンサク科 トサミズキ属 |
トサミズキ 見事な花房です |
ヒメオドリコソウ(姫踊り子草) シソ科 ヒメオドリコソウ属 |
ヒメオドリコソウ 一斉に花を咲かせました |
ヤエムグラ(八重葎) アカネ科 ヤエムグラ属 |
ヤエムグラの特徴的な葉 |
ムラサキケマン(紫華鬘)の葉 ケシ科 キケマン属 |
ホトケノザ(仏の座) シソ科 オドリコソウ属 |
ユキヤナギ(雪柳) バラ科 シモツケ属 |
(4)
いつもの寄り道コースで、いつものルピナスを見ました。
花がタワー状になっていてビックリしました。
ルピナス 1 なんと初めに見た頃の3倍の高さです |
ルピナス 2 これよりも もっと大きくなるそうです |
ルピナスは、「ノボリフジ」(昇り藤) や 「サカサフジ」(逆さ藤)ともよばれているようです。
大きく上へと伸びた花房を見て、つくづく「そのとおりだなぁ」と思いました。
フジもルピナスも同じマメ科です。
姿が似ていることも偶然ではなさそうです。