(1)
市内の中沢地区を散策しながら見た植物です。
キダチダリア(木立ダリア) 別名 皇帝ダリア キク科 ダリア属 |
バラ(薔薇) バラ科 バラ属 透明感を感じます (品種不明) |
ニシキギ(錦木) ニシキギ科 ニシキギ属 見事な紅葉です |
カエデの一種 ムクロジ科 カエデ属 |
上のカエデは、「黄葉」がきれいです。
「紅葉」ではないので、オオモミジ(大紅葉)でしょうか?
『
上の写真のカエデは、ありふれたイロハモミジ(いろは紅葉)かもしれません。
割 込 2017.11.11
ほぼ一年が経ちました。
確認のため、再度、同じ場所を訪れました。
葉の形から「オオモミジ」だと分かりました。
オオモミジ(大紅葉) ムクロジ科 カエデ属 |
この割込 おわり
ウツボグサ(靫草)の一種か 1 シソ科 ウツボグサ属(Prunella) |
「うつぼ」は、「矢を納めて射手の腰や背につける細長い筒」(デジタル大辞泉)のことだそうです。
「ゆき」や「ゆぎ」ともよばれ、漢字では「靫」や「靱」と書かれることが多いようです。
花の形からこの名がつけられています。
ウツボグサ(靫草)の一種か 2 「プルネラ」という学名でも よばれるようです |
(2)
近所で見た植物です。
センリョウ(仙蓼/千両) センリョウ科 センリョウ属 |
ミゾソバ(溝蕎麦) タデ科 タデ属 葉に注目 |
ガザニア(Gazania)の一種 キク科 ガザニア属 開く前の傘をすぼめたような花の形が特徴的です |
(追 記 2016.11.16)
(3)
立ち寄った先で見た植物です。
春の花、ノゲシやオニノゲシが咲いていました。
これらの花期は、主に春から晩秋のようですが、一年をとおして花をつけるようです。
ノゲシ(野芥子) キク科 ノゲシ属 |
オニノゲシ(鬼野芥子) 1 キク科 ノゲシ属 |
オニノゲシ 2 花はすべて舌状花です |
オニノゲシは、トゲの先をさわると痛く、光沢がある葉のつけ根は丸く茎をいだいているようです。
トゲの先をさわったり、葉をよく観察したりしておけばよかったと思いました。
セイバンモロコシが赤い花穂をつけていました。
セイバンモロコシ(漢字では「西蕃蜀黍」等々) 1 イネ科 モロコシ属 |
セイバンモロコシ 2 芒(のぎ)がはっきりと見えます |
淡い紫色の花が咲いていました。
野菊の仲間にしては、花弁の数が多すぎるようです。
花期の長いヒメジョオンではないかと思います。
ヒメジョオン(姫女菀) 1 キク科 ムカシヨモギ属 |
ヒメジョオン 2 いかにもキク科らしい花です |
ひょっとすると、ヘラバヒメジョオン(箆葉姫女菀)かもしれないと思いましたが、下部の葉にはヒメジョオンの特徴が見られます。
➜ 松江の花図鑑 ヘラバヒメジョオン
(追 記 2016.11.17)
(4)
近所や街中で見た植物です。
菊の花がまっ盛りです。
キク(キク) キク科 キク亜科 キク属 |
キク科 キク亜科の花は、➀ 筒状花のみか、または ➁ その周囲に舌状花をもちます。
キクは、➁の方ですね。
春によく見るオニタビラコが見られました。
暖地では、一年中 花を咲かせるようです。
オニタビラコ (鬼田平子) 1 キク科 タンポポ亜科 オニタビラコ属 |
オニタビラコ 2 ノゲシと同じく舌状花のみ |
キク科 タンポポ亜科の花は、舌状花のみです。
中心部分から飛び出しているのが雌しべであり、その基部を取りまくようにあるのが「集葯雄しべ」だそうです。
東武野田線 鎌ケ谷駅から東に延びる道路の脇にある花壇には、アオイ科の植物がさまざま植えられおり、折々に目を楽しませてくれます。
ムクゲに似ている、直径5cmぐらいの花です。
ヤノネボンテンカ(矢の根梵天花)のようです アオイ科 ヤノネボンテンカ属 別名 タカサゴフヨウ(高砂芙蓉) |
名前についている「矢の根」とは、葉が矢尻(矢の尖端部分)の形をしていることからきているようです。
花をよく見ると、中心には雌しべの花柱が見えます。
柱頭は10本に裂開しており、しかも捻れています。
雄しべの花糸は12本あるそうです。
柱頭が捻れていたのは、これと関連しているようです。
詳しくは、以下をご覧ください。
(追 記 2016.11.18)