2017年6月12日月曜日

2017.06.12 身近な植物 (6月中旬) アンズ ・ クサノオウ

(1)


友人がアンズの実を いっぱい持ってきてくれました。
洗って皮のまま齧りました。
いい香りがして、スモモのような味がしました。
でも、アンズは スモモの仲間ではなくて、ウメの仲間だそうです。
そういえば、実の形が似ています。

桃の種を扁平にしたような種子がひとつ入っていました。
この中身が、本来の「杏仁豆腐」のもとになるのだなと思いました。

アンズ(杏子、杏) 1 バラ科 サクラ属 2017.06.12撮影


参 考 アンズ 2 多くの花を付けます 2017.03.22撮影


参 考 アンズ 3 品のある花色です 2016.03.30撮影


参 考 アンズ 4 熟れてきた果実 2017.06.05撮影


(2)


近所で見た植物等です。

ビワ(枇杷) バラ科 ビワ属 オレンジ色になってきました


ワラビ(蕨) シダ目の植物です
コバノイシカグマ(小葉の石かぐま)科 ワラビ属
「かぐま」とは シダの古い呼び名だそうです


ビヨウヤナギ(未央柳、美容柳) オトギリソウ科 オトギリソウ属


「あじさいの里」では、様々なアジサイが花を咲かせていました。

ガクアジサイ(額紫陽花) 1 アジサイ科 アジサイ属


ガクアジサイ 2


ガクアジサイ 3


ガクアジサイ 4


アジサイ(紫陽花) 1 アジサイ科 アジサイ属


アジサイ 2


ウシガエル 3態です。
 
ウシガエル(牛蛙) 1 カエル目 アカガエル科 アカガエル属


ウシガエル 2 こちらは全身が褐色です


ウシガエル 3 子どもが ずいぶんと大きくなりました


最後に 昆虫を2種。

シオカラトンボ(塩辛蜻蛉) トンボ目 トンボ科 シオカラトンボ属


アワフキムシ(泡吹虫)の一種 カメムシ目 アワフキムシ科
この泡の巣の中に アワフキムシの幼虫がいます

(追 記 2017.06.14)


(3)


粟野地区公園で見た 昆虫のアワフキムシと 植物のクサノオウです。

アワフキムシ(泡吹虫)の一種 1
カメムシ目 アワフキムシ科
モミジイチゴの枝に 幼虫の巣がありました


アワフキムシの一種 2 幼虫が泡の巣の中にいました


アワフキムシの一種 3
しばらくすると、どこかに移動していきました


次は、クサノオウです。

クサノオウ(草の黄、瘡ノ王) 1
ケシ科 クサノオウ属


クサノオウ 2 特徴的な雌しべと果実


クサノオウ 3 茎を引きちぎってみました

「草の黄」という名前は、茎や葉を傷つけると出る黄色い乳液から命名されたといいます。
この乳液は、アルカロイドを含み、皮膚に触れると炎症を起こすそうです。
皮膚の弱い人は、植物体自体に触れても かぶれる危険があるようですので、素手で触れないようにした方がよいでしょう。

実際のところ どんな色をしているのか知りたくなり、草から出る乳液が手に付かないよう注意して、慎重にゆっくりと茎を引きちぎりました。
すると、すぐに 茎の切り口に 濃いオレンジ色をした乳液が溢れてきました。
乳液の色を見て、とてもビックリしました。
「草の黄」という命名に納得がいきました。

(追 記 2017.06.17)