卵をおなかに付けた雌と雄をつがいにして、マツモ(マツモ科マツモ属の被子植物)と一緒にプラスチック製の金魚鉢に移しました。
おなかに付いた卵がなくなってから、親メダカは元の水槽に戻しました。
いったい、どのタイミングで受精するのでしょう。
受精しているのかどうか分からなかったのですが、4日ほど経つと、産卵直後は透明だった卵の中に 黒い目が見えました。
受精していたのです。
メダカの卵は、直径1.4mm程度と小さいのですが、メダカの体の大きさからすると とても大きな卵なのだそうです。
卵の成長を今後 観察していきたいと思います。
産卵から4日後
産卵から5日後
LEDライト付きのルーペで見たときに、目の周りの白い部分に光が反射して見え、まさにメダカの目が出来つつあると思いました。
(追 記 2017.08.31)
産卵から6日後
真ん中の卵は、目の周りの白い部分が見えます |
背骨等、体の各部が成長しているようです |
(追 記 2017.09.01)
産卵から7日後
卵の内側が だいぶ黒っぽくなってきました |
もうしばらくすると 孵化します |
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夜、水槽をのぞいてみると、1匹の小さなメダカが泳いでいました。
孵化には、産卵後10日ほど要するといいます (水温により異なる)。
きっと、現在もまだ孵化していない卵よりも前にマツモに産み付けられていた卵が孵化したのでしょう。
孵化した稚魚 |
(追 記 2017.09.02)
産卵から8日後
卵をルーペで見ると、眼球の近くにある心臓が拍動しているのが見えます。
また、ときおりピクピクと体を震わせています。
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午後に水槽をのぞいたら、さらに7匹のメダカが孵化していました。
いつの間にか、計8匹になっています。
あっという間です。
これまで写真に撮ってきた卵は、まだ孵っていません。
孵化した卵は、マツモの下の方に付いていたのでしょう。
それぞれが ちょろちょろと活発に泳いでいますので、全メダカが一緒にいるところは撮れません。
(追 記 2017.09.03)
産卵から9日後
卵からは 尾の方を先にして抜け出してきます |
孵った稚魚は、ほんの少しずつ大きくなってきているようです。
(追 記 2017.09.04)
産卵から10日後
これらの卵は、なかなか孵りません |
活発に動き回る稚魚たち 14匹います |
稚魚用の餌 裏面の説明が参考になります |
卵の大方が孵り、残っている卵には変化が見られなくなったため、この記事「メダカの卵」は終了します。
(追 記 2017.09.05)