快慶・
定慶展を見にいきました。
会場は
トーハク(東京国立博物館)の平成館です。
平成館は、大規模な特別展のために 平成11年(1999)に開館した展示館です。
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東京国立博物館 本館 平成館は本館の左手を進んだ最奥部にあります |
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東京国立博物館の平成館 壁面に 開催されている展示の案内がありました |
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快慶・定慶展 案内パンフレット おもて |
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快慶・定慶展 案内パンフレット なか |
見応えがあったのは、快慶作の釈迦の十大弟子立像。
ものすごくリアリティーがありました。
また、定慶作の六観音像も見事でした。
六臂の如意輪観音像 が見られて嬉しかったです。
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聖観音像のみ 撮影が許可されていました |
平成館の外に出ると、冬には稀な暑いくらいの陽気でした。
トーハクの敷地にあるイチョウの黄葉が とてもきれいでした。
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表慶館の左手にあったイチョウの木 |
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まばゆい黄葉でした |
トーハクを出たあと、上野公園内をしばし散策しました。
しばらく歩くと、「ボードワン博士像」という胸像がありました。
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ボードワン博士像 |
明治時代のはじめまで、寛永寺は 徳川将軍家の菩提寺として 上野の山に広大な境内を有していました。
上野公園の一帯は、かつて寛永寺の境内の一部でした。
現在 東京国立博物館の敷地となっている場所には、寛永寺の本坊がありました。
明治時代のはじめ、この地に大学病院の建設計画が進められましたが、オランダから招聘された軍医・ボードワン(Bauduin)博士は、豊かな自然が失われるのを惜しみ、政府に公園づくりを提言したのだそうです。
まさに上野公園の父といえる人です。
詳しくは以下をご参照ください。
➜ 上野の歴史を知る 上野恩賜公園開園百年
なお、「Bauduin」の発音は、
ネイティブの発音を FORVO というサイトで聞く と 「ボードゥエン」のように聞こえます。
上野公園が、寛永寺の境内だった名残は、公園内に多く残っています。
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寛永寺の「パゴダ薬師堂」と書かれた提灯 |
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石段を上がった高台に パゴダ薬師堂と上野大仏があります |
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「上野大仏とパゴダ」の説明書き |
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パゴダ薬師堂の左手に 上野大仏が安置されています |
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パゴダ薬師堂 本尊 薬師如来 |
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パゴダの説明書き |
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上野大仏 なぜ顔面だけなのでしょう |
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「上野大仏」 説明書き |
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顔面以外は 戦時に供出されたのですね |
さらに歩くと、小高くなった所に
清水観音堂と「月の松」が見えました。
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寛永寺 清水観音堂(重要文化財) 左端に「月の松」が見えます |
今回は、展示を見たあとに暑い中を歩いて 疲れてしまったので、清水観音堂には立ち寄りませんでした。
機会があれば、石段を上って お参りしたいと思います。
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ここにも 見事なイチョウの黄葉
清水観音堂の近くで見ました |