前回取り上げた西福寺の南にあります。
高岩寺 山門 寺院名も宗派名も刻されていませんが、曹洞宗の寺院です |
高岩寺 本堂 屋根の大棟に「梅林山」とあります |
大正2年(1913)発行『千葉県印旛郡誌』の「宗像村誌」のうち、「寺院仏堂誌」に 「高石寺」として以下のように書かれています(後編 P.413)。
「高石寺」は「高岩寺」の誤植でしょう。
(2) 高岩寺
岩戸村 字中里にあり、曹洞宗にして 東祥寺(印西市 鎌苅)末なり。
観世音菩薩を本尊とす。
宗祖、道元禅師14世の法孫、開山 全真和尚、永正元甲子(1504)5月 創立。
安政2年乙卯(1855)10月 焼失。
安政3年(1856)9月 再建。
堂宇 間口 6間半、奥行き 5間。
境内 535坪あり。
檀徒 63人を有す。
子安観音や六地蔵 後ろには卵塔 |
何ともいえない表情のお地蔵様 |
左の小社は不明、右は子安観音 観音の左手には蓮華が見えます |
「高岩寺」とある鬼瓦 建て替えられる前の本堂に載っていたのでしょう |
本堂の左の小高くなった所には、右から 集会所、神社、大師堂があります |
「中里北部集会所」とあります 南に行くと中里南部集会所があります |
名前の分からない 神社のような建物 |
小社が3社と お神輿(下の写真)が置かれています |
かつては お神輿として使われていたのでしょうか |
印西大師 第32番札所の大師堂 |
高岩寺は千葉県道64号線に面しています |
➜ 印旛を歩く(13)
➜ 印旛を歩く(15) 路傍の石塔 (印西市・岩戸)