2015年10月16日金曜日

印旛を歩く(20) 印旛歴史民俗資料館 (印西市・岩戸)

前回ご紹介した泉福寺の近くには、「印西市立印旛歴史民俗資料館」があります。

元々は、旧印旛村が昭和61年(1986)に設置したものであり、現在 印西市における唯一の郷土資料館です。

追 記 2016.06.06

2016年4月27日、元県立印旛高校の跡地に「印西市立 木下交流の杜」が オープンし、その頂上部に「歴史資料センター」が開所しました。

この追記 おわり

資料館は、宗像中学校が廃校になった跡地に建てられたようです。

宗像中学校は 六合中学校と統合され、昭和50年(1975)に印旛中学校として印旛村鎌苅(現・印西市舞姫)に開校しました。

印旛歴史民俗資料館 玄関 右隣には 印西市の岩戸出張所があります

館内の写真は、申込用紙に記入することにより撮影許可が得られましたが、個人的な利用に限られるため、残念ながら ここに掲載できません。

代わりに、いただいたパンフレットを載せますので、概要をご覧ください。
ぜひ、足を運んで直接 展示をご覧いただけますと嬉しく思います。

印旛歴史民俗資料館 パンフレット 1

印旛歴史民俗資料館 パンフレット 1

個人的に興味をそそられたものとしては、以下の展示があります。

 ・印西大師の解説と巡拝順路図 (他では得られない情報がありました)
 ・大きな埴輪の実物 (実に大きい)
 ・養蚕関係の道具 (岩戸は、かつて養蚕で大変に繁栄した地区です)
 ・印旛沼で捕れたカラスガイの貝殻 (20cmを超える大きさです
 ・印西地域の各時代の航空写真 (階下に展示されています)

規模の小さな旧印旛村が、こうした立派な資料館をつくったことに心から敬意を表したいと思います。


資料館の裏手は崖になっています 下の方へと続く道があります


印旛西部公園のグラウンドが見えました


資料館の手前にある宗像小学校 明治6年(1873)、泉福寺内に開校


校庭に立っている大木 プラタナスだそうです


➜  印旛を歩く(19) 泉福寺 (印西市・岩戸)

➜  印旛を歩く(21) 龍淵寺とその近辺 (印西市・大廻)